動画編集の営業文の書き方|返信が来るテンプレと例文4本
動画編集の営業メールで返信が来るかどうかは、文章のうまさではなく構造で決まります。結論は「①誰か ②なぜ御社か ③何ができるか3つ ④実績URL ⑤ハードルの低い依頼」の5ブロック。このうち②だけを1社ごとに書き換えれば、テンプレのまま個別性が出ます。その型と、コピペで使える例文4本、送ってはいけないメール、送信前チェックリストまで、全部ここに置いておきます。
書いているのは、動画編集スクール「ブイプロ」を運営する株式会社ブイストの山田一真です。僕が1本8万円のYouTube編集案件を取れたときにやったのは、沢山メールを送る、色んな人とzoomする、死ぬほど電話する、獲れるまで諦めない。それだけでした。文章がうまくなったからではありません。
この記事でわかること
- 返信が来る営業メールの5ブロック構造と、各ブロックの役割
- そのまま使える例文4本(制作会社・業種特化・狙い撃ち・再送)
- 返信率の目安と、数字が出ないときにどこから直すか
- 「送ってはいけないメール」のNG例と言い換えOK例
- 業種別の訴求ポイント(不動産・クリニック・士業・飲食など)
- 送信前チェックリストと、特定電子メール法まわりの注意点
- ブイプロ受講生の実際の獲得経路データ(延べ270件)
返信が来ないメールは、たいてい「誰にでも送れる文」になっている
返信が来ない原因を、多くの人は「文章力がないから」だと考えます。実際はほぼ逆なんですよね。誰に送っても成立してしまう文章だから返信が来ないんです。あなたのメール、宛名の社名を入れ替えたらそのまま別の会社に送れませんか。
同じ講座で同じ作り方を習い、同じポートフォリオと同じ営業文を持った編集者が、市場には大量にいます。ブイプロではこの状態を「金太郎飴」と呼んでいます。受け取る側からすると、届いたメールが先週届いたメールと見分けがつかない。だから開かない、読まない、返さない。逆に言えば、勝負どころは1か所だけです。「なぜ御社に送ったのか」を、その会社にしか書けない言葉で1行書けるかどうか。ここに全部乗っています。
もうひとつ、営業メールには診断機能があります。僕が講義で繰り返し言っているのは、「返信率が極端に低いなら、疑うのは文章ではなく仮説かサービスそのもの」ということ。返信が来ないのは、あなたが嫌われたからじゃありません。まだ相手の課題に当たっていないだけです。
まず「4種類のうちどれを書くか」を決める
営業メールには、目的の違う4種類があります。混ぜると文面がぼやけるので、書き始める前にどれなのかを1つに決めてください。
| 種類 | 送る相手 | 目的 | 返信率の考え方 |
|---|---|---|---|
| ①新規案件獲得メール | 面識のない企業・制作会社 | 外注枠に入り込む | 低い。数でカバーする前提 |
| ②狙い撃ちメール | 特定業種・特定チャンネルの相手 | 「この業種ならこの人」と刺す | 高い。1通の作り込みで決まる |
| ③案件内営業(ルート営業) | すでに取引のあるクライアント | 契約終了前に次の仕事を作る | 最も高い。送らない人が多い |
| ④案件募集への応募文 | 募集を出している企業 | 募集要項に的確に答える | 相手が顕在化しており高い |
初心者が最初に消耗するのは①です。一番返信率が低いのに、一番手間がかかるので。今すぐ仕事が必要なら、④と③から手をつけたほうが確実です。企業への新規メール営業は動画編集の仕事の取り方の中でも中〜上級の打ち手だと思っておいてください。
実際のところ、みんなどこから仕事を取っているのか
ブイプロ受講生の自己申告アンケート「取れた案件はどこ経由か」の集計は、主要8経路で延べ270件。内訳は次の通りです。
| 獲得経路 | 件数(延べ) |
|---|---|
| クラウドワークス | 76 |
| 知人・友人からの紹介 | 56 |
| その他のコミュニティ(交流会・ディレクター繋がり等) | 49 |
| X(Twitter)の募集投稿・DM営業 | 26 |
| ブイプロ内コミュニティ・案件募集部屋 | 24 |
| ランサーズ | 18 |
| 企業へのメール営業 | 12 |
| Indeed・Wantedlyなど求人媒体 | 9 |
※母数は主要8経路のみの延べ数(「なし」等の非経路回答は除外)です。複数選択可のため回答者数とは一致しません。
企業へのメール営業は12件。少なく見えますよね。でも裏を返せば、そこに立っている人が少ないということです。一度型を作れば低コストで多くのリストに当たれるし、PDCAも最速で回る。クラウドソーシングで単価の天井にぶつかった人の次の一手。この位置づけが現実的です。
返信が来るメールの5ブロック構造
制作会社・代理店・事業会社のどこに送る場合も、骨格は同じ5ブロックで足ります。順番は入れ替えないでください。読む側は「この人は誰か → 自分に関係あるか → 何ができるか → 本当か → 何をすればいいか」の順で判断するからです。
| ブロック | 書く内容 | 果たす役割 | 個別化 |
|---|---|---|---|
| ①誰か(1行) | 名前+主に扱うジャンル | 不審メールでないことを最短で示す | 不要 |
| ②なぜ御社か(1行) | 相手の動画・事業を見た上での具体的な言及 | テンプレでない証明。開封後の生死を分ける | 必須。1社ごとに書き換える |
| ③何ができるか(3つ) | 対応範囲・修正ルール・納期を、手間が減る言葉で | 発注イメージを立たせる | 業種ごとに差し替え |
| ④証拠(URL1本) | ポートフォリオまたは制作イメージ | 「任せて大丈夫そう」を作る | 近いジャンルの作品を先頭に |
| ⑤ハードルの低い依頼 | テスト1本、空き枠の確認、15分の相談 | 返信の心理的コストを下げる | 不要 |
①誰か — 名乗りは1行で終わらせる
自己紹介に3行使う人がいますが、相手はまだあなたに興味がありません。「動画編集者の◯◯と申します。主に△△の編集をしています」で十分です。短くするほど②が早く目に入ります。
②なぜ御社か — メール営業の心臓部
ここだけは絶対に使い回さないでください。書ける材料は必ずあります。相手の直近動画、サイトのリニューアル、プレスリリースの新サービス、求人媒体の業務委託募集。探せば出てきます。「調べた証拠」が1行あるかどうかで、同じ文面が別物になります。相手チャンネルのスクリーンショットや、伸びているキーワードの簡単な分析を添えられれば、その時点で他の営業メールとは別の山に分類されます。
③何ができるか — 「できます」ではなく「手間が減ります」
「カット・テロップができます」は当たり前すぎて情報量がゼロです。もう「基本的な編集ができます」は、動画編集者として弱いんですよね。書くべきは、発注側の手間がどう減るか。「修正指示はまとめて1回で対応」「初稿は原則3営業日」のように、相手が社内で説明できる言葉に翻訳してください。3つに絞るのは、4つ以上並べると「何でも屋」に見えるからです。
④証拠 — 実績は「錯覚資産」でいい
僕が一貫して伝えているのは、実績とは「この人に任せて大丈夫そうだ」と感じさせるための錯覚資産にすぎない、という考え方です。神格化する必要はありません。
実績が本当にゼロなら、制作イメージを作ってください。相手のチャンネルの現状と、自分が手を入れた改善版を並べたビフォーアフター画像1枚。「右側のように変えられます」と見せるだけで④は成立します。任せた後の未来を、具現化して見せるわけです。
⑤ハードルの低い依頼 — 「ご検討ください」で終わらせない
「ご検討のほどよろしくお願いいたします」で終わると、相手は何もしなくてよくなります。返信の選択肢を、YES/NOではなく小さなYESに置き換えてください。「まず1本テストで」「外注枠の空き状況だけでも」「15分の情報交換だけでも」。日程を3つ添えると返信の手間はさらに下がります。
コピペで使える営業メール例文4本
【 】が書き換え箇所です。そのまま全社に送らないでください。同じテンプレが大量に出回った瞬間に効かなくなります。特に②の行は、必ず自分の言葉で書き直してください。
例文1|映像制作会社・代理店の外注枠を狙う
一番使い回しが効く型です。相手はすでに外注先を持っています。だから狙うのは「手一杯のとき」「外注が飛んだとき」「外注ができない領域のとき」の3つの隙間だけです。
件名:動画編集の外注についてのご相談(【あなたの氏名】)
株式会社【正式社名(前株・後株に注意)】
【部署名】ご担当者様
突然のご連絡失礼いたします。
動画編集者の【氏名】と申します。主に【YouTube長尺・ショート】の編集を行っております。
御社の【具体的な案件名/制作実績のページ】を拝見し、【テロップの情報設計が丁寧で、尺の長い動画でも離脱しにくい構成】だと感じ、ご連絡いたしました。
ご相談できることは以下の3点です。
・カット/テロップ/BGM/SE(Premiere Pro・After Effects対応)
・修正指示はまとめて1回で対応、初稿は原則【3】営業日
・繁忙期のスポット対応、急ぎの案件もご相談可能
▼制作実績
【ポートフォリオURL】
まずは1本、テストとしてお任せいただくことも可能です。
外注枠の空き状況だけでもお伺いできれば幸いです。
【氏名】/【屋号・サービス名】
【メールアドレス】/【ポートフォリオURL】
※本メールが不要な場合は、その旨ご返信いただければ以後お送りいたしません。
例文2|業種特化で狙い撃ちする(不動産×物件紹介動画)
返信率が跳ね上がるのはこっちです。不動産の課題は「内見の手間を減らしたい」「遠方の顧客に決めさせたい」。動画を作りたい会社なんて存在しません。問題を解決したい会社が存在するだけです。
件名:物件動画のルームツアー編集について(【氏名】)
【正式社名】
【ご担当者名】様
突然のご連絡失礼いたします。
【不動産・賃貸管理】に特化して動画編集を行っております、【氏名】と申します。
御社の【物件ページ/公式YouTube】を拝見し、【撮影素材はあるものの、動画化されている物件がまだ一部】とお見受けしご連絡いたしました。内見前に室内を確認できる動画は、遠方のお客様の意思決定を後押ししやすい領域だと考えております。
お力になれることは以下の3点です。
・スマホ撮影素材から3〜4分のルームツアー動画を編集(外観→エントランス→各室→水回り→周辺環境の定型構成)
・間取り・設備の説明テロップ、表札や車のナンバー等の個人情報ぼかし込みで対応
・YouTube用の横型と、SNS用の縦型ショートの2本を同時納品
▼サンプル(同構成で制作したものです)
【サンプル動画URL】
月【4】本からの定額プランもご用意しております。まずは1物件、素材をお預けいただければ試作としてお受けすることも可能です。
【氏名】/【サービス名】
【メールアドレス】/【ポートフォリオURL】
※本メールが不要な場合は、その旨ご返信いただければ以後お送りいたしません。
例文3|企業YouTubeチャンネルへの狙い撃ち(分析を添える)
「調べた証拠」を最大化した型です。資料を何枚も添付する必要はなく、一番興味を引く画像1枚と簡単な分析だけで十分です。
件名:【チャンネル名】の動画を拝見して1点ご提案です
【正式社名】
【ご担当者名】様
突然のご連絡失礼いたします。動画編集者の【氏名】と申します。
御社のチャンネル「【チャンネル名】」の直近30本を拝見したところ、【「◯◯のやり方」系の解説動画】が他より伸びており、【冒頭20秒で結論を提示している回】ほど数字が良い傾向が見られました。一方で、その構成が他の回には反映されていないように感じたため、編集イメージを1枚作成しました。
▼現状と、編集後のイメージ(画像1枚)
【画像URL】
ご一緒できるのは次の3点です。
・伸びている回の構成を全動画に横展開(冒頭の結論提示+章立てテロップ)
・1本の長尺から縦型ショートを【3】本切り出し、導線を作る
・毎月、再生維持率レポートをお渡しし、次月の構成に反映
まずは15分ほど、現状の運用課題を伺うだけのお時間をいただけないでしょうか。下記いずれかでご都合はいかがでしょうか。
・【◯月◯日(◯)10:00〜】
・【◯月◯日(◯)14:00〜】
・【◯月◯日(◯)17:00〜】
【氏名】/【サービス名】
【メールアドレス】/【ポートフォリオURL】
※本メールが不要な場合は、その旨ご返信いただければ以後お送りいたしません。
例文4|2〜3週間後の再送(フォローメール)
送りっぱなしで終わる人が大半なので、ここが一番おいしい打ち手です。件名を変えて1回だけ再送します。
件名:【再送】動画編集の外注についてのご相談(【氏名】)
【正式社名】
【ご担当者名】様
お世話になっております。【氏名】と申します。
【◯月◯日】に外注のご相談をご連絡しておりましたが、他のメールに埋もれているかもしれないと思い、一度だけ再送させていただきました。
前回のご連絡後に【御社と近いジャンルの◯◯】を新たに制作いたしましたので、あわせてご覧いただけますと幸いです。
▼【新規実績URL】
現時点で外注のご予定がないようでしたら、その旨だけご返信いただければ、以後のご連絡は控えさせていただきます。
【氏名】/【サービス名】
【メールアドレス】/【ポートフォリオURL】
再送は原則1回まで。反応がなければリストを寝かせて次に進みます。あと、契約中のクライアントに、案件が終わる前に「他にご依頼できることはありませんか」と送るルート営業。これが一番効率のいいメールです。新規開拓の10通より、この1通のほうが決まります。
業種別の訴求ポイント
業種特化が強いのは、①素材が相手側で量産される ②型が決まっている ③専門知識が参入障壁になる、の3条件が揃うからです。特に③が単価を決めます。「編集ができる人」ではなく「この業種のルールが分かっている編集者」になった瞬間に、比較される相手がいなくなるんですよね。
| 業種 | 相手の本当の課題 | 刺さる訴求 | 参入障壁になる知識 |
|---|---|---|---|
| 不動産・賃貸管理 | 内見の手間を減らしたい/遠方の顧客に決めさせたい | 物件素材をルームツアーに。個人情報ぼかし込み | 広告表記のルール、間取り表現 |
| クリニック・医療美容 | 初診の不安を消したい/自費診療を選んでほしい | 症例・施術説明動画。表現チェック込みで納品 | 薬機法・広告ガイドライン |
| 士業(税理士・弁護士等) | 相談のハードルを下げたい | セミナーアーカイブの整音・章立てテロップ | 資格業の表現規制、専門用語 |
| 飲食・小売 | 人が採れない | 求人・採用動画。採用予算は出やすい | 労務表現、店舗オペレーションの理解 |
| セミナー・研修事業 | 長尺アーカイブが溜まる一方で活用されていない | 整音+テロップ+章立て、ショート切り出し | 長尺の構成整理、話者の意図を壊さない編集 |
| 企業YouTube運用 | 更新が続かない/効果が見えない | 月額定額の本数契約+レポート | アルゴリズム理解、企画の言語化 |
絞る単位は「業種 × 動画の用途」で1マスまで。不動産×物件紹介、歯科×症例、士業×セミナーアーカイブといった粒度です。そして依頼が来る前にサンプルを1本作ってください。提案書10枚より、その業種のサンプル1本のほうが強く働きます。
送ってはいけないメール
送った瞬間に不利になるパターンです。悪気なく書いてしまう表現ばかりなので、自分の文面と照らし合わせてください。いま使っている文面に、この中のどれか入っていませんか。
| NG例 | なぜダメか | OKへの言い換え |
|---|---|---|
| 「勉強させてください」 | 相手のメリットがゼロ。教育コストを払う相手を探していない | 「◯◯のジャンルは実績がないため、御社の動画を想定した制作イメージを1枚作成しました」 |
| 「未経験ですが精一杯やります」 | やる気は判断材料にならない。不安だけが残る | 「まず1本、テストとしてお任せいただけないでしょうか」 |
| 「格安で対応します」 | 安い人として固定され、以後の値上げがほぼ不可能になる | 「他社さんではどれくらいの単価感で出されていますか」と先に聞く |
| 「YouTubeを伸ばす編集ができます」 | 編集だけで伸びないことは発注側が熟知している | 「冒頭20秒の構成を変更し、離脱ポイントを毎月レポートします」 |
| 「何でも対応できます」 | 「特に何もできません」と同じ意味で届く | 「【業種】の【用途】に絞って対応しています」 |
| 件名なしで送る | 迷惑メール判定され、ドメインごとブロックされることがある | 用件+自分の名前を必ず入れる |
| ②が空欄のテンプレ一斉送信 | 一目でバレる。送らないほうがまだマシ | 1社ごとに1行だけ書き換える |
| 宛名の社名が間違っている/前株後株が逆 | この1点だけで検討対象から外れる | 公式サイトの表記をコピーして貼る |
| 返信不要と言われた相手への再々送 | 迷惑行為であり、法令上も送信できない | リストから削除し、記録に残す |
法令とマナー:大量無差別送信は絶対にやらない
無関係な相手への大量無差別送信は、成果が出ないだけでなく、法令上の問題にもなり得ます。
広告宣伝を含むメールは特定電子メール法の対象となり、原則として事前の同意(オプトイン)が必要です。ただし、メールアドレスをウェブサイト等で公表している法人や営業を営む個人に対しては、同意なしの送信が例外として認められる場合があります(公表時に「広告メールお断り」等の表示がある場合を除く)。いずれの場合も送信者の氏名・名称や受信拒否の連絡先を表示する義務は残り、受信拒否の通知を受けた相手への再送は禁止されます。最新の要件は総務省・消費者庁の公式資料で必ず確認してください。
実務では3つを徹底すれば大きく外しません。①送信先は「その業種・その課題に本当に関係のある会社」だけに絞る。②署名に氏名・連絡先と受信拒否の一文を必ず入れる。③断られた相手は即削除し二度と送らない。法令対応であると同時に、返信率を上げる行為でもあります。
送信前チェックリスト
返信が来ない原因の多くは、文章ではなく、ここに書いた事務的なミスのほうです。送信直前に上から順に確認してください。特に誤字脱字。ここは何回でも言います。
| 確認項目 | 基準 |
|---|---|
| アイコン | アニメアイコンは不可。清潔感のある本人写真かロゴ |
| 差出人名 | ハンドルネーム単体は不可。「本名+サービス名」にする |
| 件名 | 必ず入れる。無難系とパンチ系の両方をテスト |
| 宛名 | 正式社名・前株後株・大文字小文字・担当者名まで一致しているか |
| 誤字脱字 | ゼロ。「プロポーズのラブレターに誤字はない」。声に出して読む |
| リンク | クリックして開くか。読み込みは軽いか。共有権限は開いているか |
| 添付 | 資料は最も興味を引く画像1枚まで。重い添付は開かれない |
| 個別化 | ②の行が、その会社にしか当てはまらない内容か |
| 署名 | 氏名・連絡先・ポートフォリオURL・受信拒否の一文があるか |
| 送信時間 | 始業直後、または木曜夕方。深夜送信は避ける |
| 再送予定 | 2〜3週間後のフォロー日をカレンダーに入れたか |
特にGoogle Driveの共有権限ミスは頻出です。自分には見えているのに相手には「アクセス権限が必要です」と出る。必ずシークレットウィンドウで開いて確認してください。
送ったあと:数字の管理と、直す順番
1通ごとの出来を悩んでも改善しません。スプレッドシート1枚で数字を取って、どこで詰まっているかを特定してから直します。
| 指標 | 目安 | 低いときに疑う場所 |
|---|---|---|
| 送信数 | まずリスト100社。50社では数字が出ない | そもそも量が足りていない |
| 開封 | 100通送って開封は30通程度 | 件名・差出人名・アイコン |
| 返信率(新規ばらまき) | 0.5〜1%程度 | 0.5%を切るなら仮説かサービス |
| 返信率(狙い撃ち) | 3〜20%と幅がある | ②の個別性、業種の絞り込み |
| 返信率(フォーム送信) | 3〜8%程度 | 3%を切ったら文面を疑う |
| 商談化率 | 返信は来るが商談にならない | ②の個別性か、実績の弱さ |
| 受注率 | 商談まで行くが決まらない | 商談の型か価格提示 |
| 継続率 | 1本で終わってしまう | 納品品質かコミュニケーション |
直す順番も決まっています。①送信数 → ②件名と冒頭2ブロック → ③ポートフォリオ(相手のジャンルに合わせて差し替え) → ④価格。価格は必ず最後です。
この数字の見方はメール以外の営業チャネルでもそのまま使えます。より広い選択肢は動画編集の営業方法37選、企業向け営業の全体像は動画編集の企業営業7ステップをあわせて読んでみてください。
最後に、営業文の目的を置いておきます。アポ率でも返信率でも獲得率でもありません。自分がやりたいサポートにマッチする相手と出会うことです。全社に同じ文を送るより、10社を丁寧に調べたほうが、結果的に早く着きます。
営業メールの型をサービス設計やポートフォリオまで含めて組み立てたい方は、ブイプロの無料相談・詳細はこちらから状況をお聞かせください。
よくある質問
Q1. 何通送ればいいですか?
まずリストを100社作るところからです。50社で止めると数字が出ません。新規ばらまきの返信率は0.5〜1%程度なので、10社送って0件は普通です。落ち込む必要はありません。ただし数を増やすのは関連性のあるリストの中で。無関係な相手への無差別送信は逆効果かつ法令上も問題になり得ます。
Q2. 返信率の目安はどれくらいですか?
送り方によって10倍以上変わります。新規ばらまきで0.5〜1%、企業サイトのフォーム送信で3〜8%、業種や課題を絞った狙い撃ちで3〜20%が目安です。狙い撃ちで3%を下回るなら、文章ではなく「相手の課題仮説」か「サービスの中身」を疑ってください。
Q3. 実績ゼロでも送っていいですか?
送っていいです。ただし「未経験ですが」とは書かないでください。代わりに用意するのが制作イメージです。相手の商材を想定した、現状と改善版のビフォーアフター画像1枚。あるいはその業種のサンプル動画を1本。実績は「任せて大丈夫そう」と感じさせる材料なので、他人の案件でなくても成立します。
Q4. 返信がないとき、再送してもいいですか?
2〜3週間後に、件名を変えて1回だけ再送してください。「埋もれているかもしれないので再送します」の一文を添えます。送りっぱなしの人が大半なので、この1通で返信数は増えます。ただし再送は原則1回まで。「不要です」と返された相手には二度と送らないでください。法令上の義務でもあります。
Q5. 件名はどう書けばいいですか?
件名なしは論外で、迷惑メール判定によりドメインごとブロックされることがあります。基本は「用件+自分の名前」の無難系。これに加えて相手の固有名詞を入れたパンチ系(例:【チャンネル名】の動画を拝見して1点ご提案です)を用意し、両方をテストして開封率を比較します。ただし煽りすぎは信頼を損ねるので、実態と乖離した件名は避けてください。
Q6. 送る時間帯や曜日に正解はありますか?
始業直後、または木曜夕方が狙い目とされています。始業直後は受信箱の上に残りやすく、木曜夕方は「来週から動くこと」を検討しやすいタイミングだからです。深夜や休日の送信は避け、予約送信で書く時間と送る時間を分けてください。なお連絡経路そのものにも優先順位があり、採用・業務委託フォーム>問い合わせフォーム>SNSのDM>メールの順で読まれやすい傾向があります。募集を出している=人が足りている証拠なので、求人媒体経由は打率が高くなります。
※本記事で紹介したデータは受講生の自己申告アンケートに基づくものであり、成果を保証するものではありません。
🎁特別なお知らせ🎁
僕は母の重い病気を救いたいと思い、動画編集を始めました。
編集の基礎スキルしかないまま現場に出て、運良く仕事が取れたものの、納期までに編集ができず、クライアントに迷惑をかけて疲弊しました。
クライアントにも迷惑をかけて、ブラックリスト入りしたこともあります。
僕と同じ経験をする人を減らして、現場で重宝される動画編集者を増やしたいと思い、現場で本当に役立つ発信を日々行なっています。
現場で重宝される動画編集者を増やすプロジェクトの一つとして、累計1600人が受け取った「AI×動画編集 全自動化パック」をプレゼントします。

このパックには5つの特典が付属しています!
特典①「動画編集フルオートメーション講座」
編集速度2倍・クオリティ3倍・単価5倍を実現する方法を体系的に解説した動画講座。AIを正しく使うための編集スキルからAI自動化の実務フローまで全部入り。
特典②「カット・テロップ自動化ツール」
作業時間80%削減。今カットとテロップに使っている時間の大半が消えます。その時間を演出やクオリティアップに回せたら納品物がどう変わるか、想像してみてください。
特典③「アニメーション自動生成AI」
Premiereのプリセットでは絶対に作れなかったレベルのテロップアニメーションが、プロンプトを打つだけで出てくる。
特典④「高品質図解自動生成AI」
プロンプト1行でプロのデザイナーが作ったような図解が出てくる。編集時間を1/5に。
特典⑤「デザイン生成プロンプト」
サムネ・テロップベース・右上テロップ、実際にクライアントワークで使っているプロンプトをそのまま渡します。
受け取り方法は、以下のリンクからLINE登録を行なうと、配布されます。
P.S. 7年前の疲弊する前に欲しかった…
