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動画編集者の営業方法|クラウドワークスに頼らず企業から案件を取る5ステップ

公開日: 2026年10月2日 最終更新: 2026年10月9日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表

動画編集のスキルはある。
でも案件は、クラウドワークスで探すしかない。

この記事は、そんな動画編集者に向けて書いています。

先に結論を言うと、企業から直接案件を取るまでの流れは、5つのステップで決まります。
僕がサービスを売るときに、今も使っている考え方です。

上の動画で話した内容を、文章で整理しました。
基本的に、これ以外のことはやらなくていい。それくらいの気持ちで読んでもらえたらと思います。

ステップ1:誰に売るかを、業種まで決める

「企業に営業したいです」
ここまでは、言える人が多いと思います。

ただ、企業と言っても本当にいろいろあります。
コップのメーカー、パソコンのメーカー、観葉植物の会社、不動産の会社。

どの業種を攻めるかを決めてから営業した方が、最初は売りやすい。
業種を選ぶ軸は、4つあります。

業種を選ぶ4つの軸

  • 動画を作る必要が、継続的に発生するか
  • 広告収益(再生数)に頼った動画ではないか。広告収益を伸ばすための動画は、単価が取りにくい
  • そもそも接点を作れるか。調べて200社リストアップできるか
  • その業種が、どうやってお金を稼いでいるか分かるか

3つ目は見落としがちです。
たとえば「アイドルのチャンネルをやりたいから、芸能事務所に営業したい」と決めても、連絡先が集まらなければ何も始まりません。

接点が作れない相手は、うまくいく可能性があっても、最初のターゲットにしない方がいいです。

動画では例として、Wantedly や Indeed でよく募集を出している、小さな規模の ITベンチャーをターゲットにしてみました。

ステップ2:その業種の「根深い悩み」に刺さるサービスを作る

誰に売るかが決まったら、次は何を売るかです。

ポイントは、相手のどの悩みを、動画で解決するのかを決めること。
悩みが根深いほど、売れやすさが変わります。

ITベンチャーなら、パッと思いつくのは「人が少ない」です。

営業の人手が足りない

ITベンチャーは、自分たちのサービスを売っていかないといけません。
初期のフェーズだと、1人か2人の営業担当が、死ぬほどテレアポを回していることもあります。
ここは、動画で効率化できます。

商談のたびに、毎回同じサービス説明をしている。
それなら、説明の部分を先に動画で見てもらってから、商談に来てもらえばいい。
「セールス動画の制作パッケージ」が作れそうです。

売り込むときは「ITベンチャーに特化したサービスです。人が少ない中で売上を最大にしないといけない。営業を雇うのは大変なので、動画に営業させましょう」という話ができます。

採用にお金をかけられない

大手の求人サイトや人材紹介に、どんどんお金をつぎ込むのは判断しにくい。
それなら、オフィスの様子や働いている人、給料の上がり方、福利厚生を動画にして、採用用のチャンネルに置いておく。

応募が来る可能性もあるし、会社を理解したうえで面接に来てくれるので、人事の説明の手間も減ります。
「採用支援の動画サービス」という切り口でも売れそうです。

こんなふうに、ターゲットの悩みを考えて、動画で解決するアイデアを貯めていく。
これがステップ2です。

ステップ3:どこで出会うかを決める

誰に、何を売るかが決まったら、次はどう出会うかです。

ITベンチャーと繋がりたいなら、Wantedly や Indeed で調べればたくさん出てきます。
普通に検索しても見つかります。

IT企業の中でも、ソフトウェア開発の会社、VR・Web3の会社のように、さらに区切って探すこともできます。
企業リストを集められるサービスを使うのもありです。

どの方法なら、自分のターゲットに出会いやすいか。
メールアドレス・電話番号・問い合わせフォームの3つが、効率よく集まる場所を選ぶのがいいと思います。

ステップ4:出会ったときに、何を話すかを決めておく

ステップ2で考えた「悩み」と「解決」を、話す言葉に落とします。

動画の中では、僕はこのトークをアドリブで話しています。
でも、最初からこんなふうには出てきませんでした。

毎日、テーブルの上に紙を広げて「こういう言い方はないかな」と考えていました。
その業種に営業している人の動画を探して、どう売っているのかも調べていました。

出会ったときに、どう伝えるか。
ここも準備の段階で決めておいてください。

ステップ5:数字を決めて、その数字を改善するロボットになる

最後は数字です。

アプローチ数 → アポ数(一度Zoomで話しましょう、と言ってくれた数)→ 受注数。
この逆三角形の数字を、先に仮で置いておきます。

たとえば、アプローチを月に1,000件(1日30件くらい)と決める。
返信の目安は、ターゲットを絞らずに広く送るなら0.1〜0.5%くらい。
ある程度絞れば、1〜2%になることもあります。

1,000件送って15社から返信があり、そこから3社と話して、1件決まる。
こんな流れを数字で仮置きしておいて、あとはその数字を倒すだけです。

アプローチしなければ、何も始まりません。
どんなに良い資料を作っても、送らなければゼロのままです。

大体の人はやらない。だからこそ

ここまで話した5ステップは、正直、大変です。
大体の人はやらないし、やり始めても「大変だな」とやめていきます。

気持ちは分かります。
クラウドワークスでぼちぼちやる方が、楽です。

ただ、楽に取れる案件は、低単価になりがちです。
時間も労力も取られて、動画編集者としてのキャリアが止まってしまう人を、本当にたくさん見てきました。

副業でも、フリーランスでも、個人事業主なら営業はした方がいい。
これは声を大にして言いたいです。

この記事の要点

  • 誰に売るかは「業種」まで決める。軸は、継続性・広告収益に頼らない・接点が作れる・お金の流れが分かる、の4つ
  • その業種の根深い悩みを、動画でどう解決するかを考えてサービスにする
  • メール・電話・問い合わせフォームが集まる場所で出会う
  • 出会ったときのトークは、準備の段階で決めておく
  • アプローチ数→アポ数→受注数を仮置きして、その数字を改善し続ける

僕自身、この順番でやってきました。
この記事が、クラウドワークスの外に一歩出るきっかけになったら嬉しいです。

営業でつまずいたときに、運営としてどう伴走しているかは、ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますにまとめています。

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