ホーム > ブログ > 動画編集者の二極化とポートフォリオ|検索で出てくる見本を真似せず、テレビ番組をトレースする理由

動画編集者の二極化とポートフォリオ|検索で出てくる見本を真似せず、テレビ番組をトレースする理由

公開日: 2026年10月9日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表

動画編集のポートフォリオを、これから作る人・作り直したい人に向けた話です。
先にひとつだけ聞かせてください。

「動画編集 ポートフォリオ」で検索して、
出てきた見本を参考に作っていませんか?

XやYouTubeで調べると、いろんな人のポートフォリオが出てきます。
それを見て、同じような形で作る。
初めて作るなら、自然な流れだと思います。

ただ、正直に言うと、
ほかの動画編集者のポートフォリオを真似して作ったものは、頑張ったわりに埋もれてしまう可能性があります。

この記事では、動画の中で僕が話した「これからの動画編集者に起きること」と、
その中でポートフォリオをどう考えればいいのかを、文章で整理しました。
動画を撮ったのは2023年なので、その当時の肌感覚の話として読んでください。

動画編集者は、これから二極化していく

まず、僕の予想をざっくり言います。

これからの動画編集者は、
低単価の案件しかさばけない人と、
高単価の案件ばかり依頼が集まる人。
この二極化が、さらに強まっていくと思っています。

依頼が集まる側の人には、2つの特徴があります。

依頼が集まる動画編集者の2つの特徴

  • ソフト面:「ざっくりこんな感じにしといて」と頼むだけで、いい感じに納品してくれる
  • ハード面:テレビ番組レベルのクオリティのものを、ポートフォリオの段階で作れている

この両方を持っている人が、本当に希少な存在になっています。

昔の「優秀」と、今の「優秀」は違う

少し前までの動画編集者は、
指示をちゃんとまとめてもらって、言われたことをきちんとやれば、
ある程度は仕事になる状態でした。

上のほうにいる人も、
「指示書をしっかり作れば、その通りに動ける人」
というイメージだったと思います。

でも、ここ1年くらいで変化がありました。
ハイレベルな人が出てきたんです。

指示書がなくても、いい感じにしてくれる。
しかも、テレビ番組のようなクオリティで納品してくれる。
「なんとなくやっといて」と言えば、ちゃんと形にしてくれる。

こういう人が、引っ張りだこになっています。
上の層が、もう一段上がってきているんですよね。

実際、いろんな発注者さんと話していても、
「優秀な動画編集者がいない」
という話は本当によく聞きます。
耳にタコができるどころではないくらいです。

僕自身も、足りていないなと感じています。

発注者の側では「採用の基準」ができはじめている

動画編集者は、2023年もすごく増えました。
やってみたい副業のランキングでも、かなり上位に入っていたようです。

動画編集を頼みたいという需要も、どんどん増えています。
ただ、それに負けないくらい、編集者の数も増えている。
そして、実務に耐えられる人は本当にわずかです。

あまりにも編集者が途中でいなくなってしまうので、
発注者の側では
「こういう人は採用しない」
「こういう条件を満たしていたら採用しよう」
というルールができつつあります。

要注意の編集者の情報が、裏で共有されていることもあります。

つまり、割のいい案件を取るための敷居は、どんどん高くなっているということです。

「現状維持は退化」という言葉、聞き飽きた人も多いと思います。
でも、これはほんとにそうで。

あなたの編集スキルがそのままの状態でも、
ほかの動画編集者が営業のときに出してくるポートフォリオの質は、どんどん上がっています。

検索で出てくる見本を真似すると、埋もれてしまう理由

今の現場レベルの動画編集者のうち、下の50%は、
自己紹介動画や、有名なYouTuberの動画をそれっぽく再現したポートフォリオで溢れています。

検索で出てくる見本を真似して作ると、
どうしてもこの中に入ってしまうんですよね。

上の50%に入るには、
その中から一歩抜けたポートフォリオを作らないといけません。
そうしないと、たくさんいる動画編集者の中に埋もれてしまいます。

ここで、ちょっと考えてみてほしいんです。

たくさんの動画編集者がいる中で、
発注者が、わざわざあなたに依頼する理由はありますか?

自分で「ある」と思えますか?

もし「ない」と思ったなら、
ポートフォリオの質を上げていかないと、本当に仕事が取りづらくなります。
取れたとしても、割に合わない案件ばかりになってしまう。

僕はXなどで、
「テレビ番組レベルのクリエイティブが作れるように、実力を高める努力をしよう」
「動画編集で食べていきたいなら、編集スキルを高めることから逃げないでほしい」
という発信を、半年以上続けてきました。

実際、それをやった人とやっていない人で、
クオリティにはっきり差が出てきています。
半年って、ただ過ぎていくわけじゃないんだなと感じます。

目指すのは「既存のテレビ番組をサクッとトレースできる」くらい

ここで誤解してほしくないのは、
テレビの現場で活躍できるスキルを身につけよう、と言っているわけではないことです。

僕が言っているのは、
既存のテレビ番組を、サクッとトレースできるくらいの実力が、今の時点では欲しいよね、ということだけです。

これができる人は、本当に少ないです。
だからこそ、今は差をつけやすいタイミングだと思っています。

ポートフォリオを作る前に、自分に聞いてみたいこと

  • 検索で出てくる見本と、同じような形になっていないか
  • たくさんの編集者の中から「この人に頼む理由」が、ポートフォリオから伝わるか
  • テレビ番組を1本選んで、サクッとトレースできるか
  • 「なんとなくやっといて」と言われても、形にできるか

僕自身も、映像制作の会社を立ち上げて、
企業のYouTube動画の制作などをやっています。
そのノウハウを活かして、テレビ番組レベルのポートフォリオを作れるようになるための指導もしてきました。

もちろん、独学でやっても全然いいと思います。
大事なのは、検索で出てくる見本ではなく、
テレビ番組という「実務力のある人が作ったもの」を基準に置くことです。

「なぜ自分に頼むのか」に答えられるポートフォリオを

ポートフォリオは、作品集というより、
発注者からの「なぜあなたに頼むのか」という問いへの答えなんだと思います。

ほかの人と同じ見本を真似したものでは、その問いに答えられない。
テレビ番組をトレースできる実力があれば、それ自体が答えになる。

「たくさんいる中で、なぜ自分たちに頼んでもらえるのか」。
これは、会社として仕事を受けている僕自身も、ずっと問われていることです。

ブイプロで受講生の方とどう向き合っているのか、運営として何を大事にしているのかは、ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますにもまとめています。

この記事を読んで、
ポートフォリオをもう一度見直してみようと思える人が一人でもいたら、嬉しいなと思います。

カズマル

記事で話した「テレビ番組をトレースできる実力」をつける時間を作れるように、カットやテロップなどの作業をAIで速くする道具と手順を、無料のパックにまとめています。

🎁特別なお知らせ🎁

僕は母の重い病気を救いたいと思い、動画編集を始めました。

編集の基礎スキルしかないまま現場に出て、運良く仕事が取れたものの、納期までに編集ができず、クライアントに迷惑をかけて疲弊しました。

クライアントにも迷惑をかけて、ブラックリスト入りしたこともあります。

僕と同じ経験をする人を減らして、現場で重宝される動画編集者を増やしたいと思い、現場で本当に役立つ発信を日々行なっています。

現場で重宝される動画編集者を増やすプロジェクトの一つとして、累計1600人が受け取った「AI×動画編集 全自動化パック」をプレゼントします。

AI×動画編集 全自動化パック 特典①〜⑤

このパックには5つの特典が付属しています!

特典①「動画編集フルオートメーション講座」
編集速度2倍・クオリティ3倍・単価5倍を実現する方法を体系的に解説した動画講座。AIを正しく使うための編集スキルからAI自動化の実務フローまで全部入り。

特典②「カット・テロップ自動化ツール」
作業時間80%削減。今カットとテロップに使っている時間の大半が消えます。その時間を演出やクオリティアップに回せたら納品物がどう変わるか、想像してみてください。

特典③「アニメーション自動生成AI」
Premiereのプリセットでは絶対に作れなかったレベルのテロップアニメーションが、プロンプトを打つだけで出てくる。

特典④「高品質図解自動生成AI」
プロンプト1行でプロのデザイナーが作ったような図解が出てくる。編集時間を1/5に。

特典⑤「デザイン生成プロンプト」
サムネ・テロップベース・右上テロップ、実際にクライアントワークで使っているプロンプトをそのまま渡します。

受け取り方法は、以下のリンクからLINE登録を行なうと、配布されます。

P.S. 7年前の疲弊する前に欲しかった…

▼LINE登録はこちら(AI×動画編集 全自動化パックを受け取る)