動画編集の副業、最初の段階でやること|編集の練習と並行して育てる「売る力」と、数より質の応募
動画編集の副業、最初の一歩で止まっていませんか?
ソフトの使い方は覚えた。
カットもテロップも、それなりにできるようになった。
なのに、仕事が1件も決まらない。
この記事は、動画編集の副業を始めたばかりで、最初の案件に届いていない人に向けて書いています。
先に結論を言うと、
最初の段階でやることは「編集を極めること」ではなく、「編集を買ってもらう力」を同時に育てることです。
上の動画で、僕が初期の頃にやっていた進め方を話しました。
その中から、始めたばかりの人が最初に押さえておきたい考え方を、文章で整理しました。
編集がうまいだけでは、仕事は来ない
いきなりですが、
「動画編集がうまくても、それだけでは仕事は来ません」
と言われたら、どう感じますか?
スキルこそ全てなんだから、まずは編集の練習をしないと。
そう思った人もいると思います。
間違いではないんです。
ただ、編集がうまいだけでは正直もったいない。
たとえば、あなたが町の八百屋さんをやっているとします。
野菜や果物の品質を上げれば上げるほど、お客さんは増えるでしょうか。
僕なら、品質で負けない野菜を仕入れたうえで、
「その魅力をどう伝えるか」に時間を使うと思います。
動画編集も同じです。
しかも、スキルを磨いている間にも、仕事の席はどんどん埋まっていきます。
だから最初の段階は、
基礎的な編集スキルを身につけたら、実務の経験を積みにいく。
そして実務と並行して、自分の編集を売る力をつけていく。
この順番がいいと思っています。
「営業をやりたくないです」
「営業しないで仕事を取りたいです」
こういう声、本当にたくさん聞いてきました。
気持ちはすごく分かります。
なんか面倒くさそうですよね。
ただ、趣味の編集ならまだしも、副業やフリーランスを目指して始めたなら、それはもう立派な個人事業主です。
お客さんに価値を届けて、なんぼの世界です。
動画編集者として長く食べていくなら、自分の食い扶持は自分で作る。
その意味で、営業のスキルは避けて通れないと僕は思っています。
とはいえ、最初からいきなり企業に営業する必要はありません。
動画では、クラウドワークスのようなクラウドソーシングで、僕が実際に案件を取っていたやり方を話しています。
練習は「再現」を中心にする
では、何を売る力をつければいいのか。
これは、発注者が何を求めているかから考えるのが早いです。
僕自身、発注する側としてたくさん外注してきました。
その立場から言うと、発注者が求めているのは「参考動画や過去の動画を、質を落とさずにスピード感を持って再現できる人」です。
募集要項を見ると、ほとんどの案件に参考動画が載っていますよね。
あれは「この動画のクオリティを再現できる人を探しています」という意味です。
ラーメンをくださいと言っている人に、美味しいラーメンを作って届ける。
求めている人に、求めているものを届ける。
ビジネスの本質はシンプルだと思います。
だから今、編集を学んでいる途中の人は、
YouTube に上がっている動画をトレースして、そっくりに再現する。
ここを中心に練習を組み立ててもらえたらと思います。
最初の練習で意識したいこと
- 募集が多いジャンル(エンタメ系・ビジネス系など)を先に調べる
- そのジャンルの動画を、見分けがつかないくらい完全に再現する
- 再現したものを、そのままポートフォリオとして使う
- 「再生回数を伸ばす編集ができます」より「早く・正確に再現できます」を強みにする
「視聴回数を伸ばす編集ができます」
「視聴者の目を釘付けにする編集ができます」
こう書きたくなる気持ちも分かります。
でも、編集だけで再生回数が伸びないことは、発注者もよく分かっています。
むしろ逆効果になることが多いです。
強みにするなら、スピード感と再現度の高さ。
余裕があれば「過去の動画をブラッシュアップして納品もできます」と添える。
このくらいがちょうどいいと思っています。
最初の応募は「数より質」。受注率30%を目指す
受注率は、応募した数のうち何件採用されたかの割合です。
100件応募して3件決まったら、受注率は3%。
動画では、クラウドワークスで目指す受注率を30%と話しました。
高く感じるかもしれません。
でも、クラウドソーシングで採用される条件は意外とシンプルで、
ポートフォリオの質、動ける時間の長さ、やり取りの質。
このあたりが揃っていれば、採用に近づきます。
逆にやめてほしいのが、テンプレートの応募文を何も考えずに、1日に何十件も送ること。
他のみんながやっていることなので、差がつきません。
発注者もテンプレだと気づくので、採用率はほぼゼロになると思ってください。
応募文の型を使うのはいいんです。
そのうえで、案件ごとの募集要項をよく読んで、その案件に合わせたアピールを足していく。
余裕があれば、相手の案件に合わせてサンプルを作ってみる。
他の人がやっていないからこそ、それだけで差になります。
ここまで読んで、
「それだと1日に何十件も送れないじゃん」
と思った人もいるかもしれません。
そうなんです。送れません。
でも、それでいいと僕は思っています。
何十件も流れ作業で送れるのは、実力がしっかりついてからです。
実務の経験がまだ少ない段階で、考えずに送っても何も残りません。
1件ずつ相手のことを考えて作る。
その時間が、実務に近い経験になります。
結果的に、採用される確率も上がっていきます。
最初の段階の応募の進め方
- 1日3〜5件でもいいので、1件ずつ全力で作る
- 受注率を10%に下げて応募数を稼ぐ、はおすすめしない
- 「やる気だけはあります」ではなく、相手にとってのメリットを書く
- 強みは制作力だけではない。返信の早さや、YouTube を研究してきた時間なども強みになる
「野球を何年やっていました」「YouTube が大好きです」は、残念ながら弱いです。
それよりも、自分のチャンネルで発信している、ビジネス系の動画を100時間研究してきた、といった中身の方が、相手は判断しやすいと思います。
見た目の信頼は、最初に整えておく
応募の質と同じくらい大事なのが、アカウントの見え方です。
クラウドソーシングを見ていると、何をしている人なのか分からないアカウントが結構あります。
名前がニックネームだけだったり、アイコンがアニメや景色の写真だったり。
実は僕も昔、ニックネームで登録していました。
今考えると、自分の名前に「動画編集代行」と付けておけばよかったなと思っています。
分かりやすさって、本当に舐めちゃいけないんですよね。
ちゃんとやっている人なんだな、というのが無意識に伝わります。
アイコンは、ジャケットなどを着た胸から上の写真が一番強いと思います。
表情は崩しすぎず、硬すぎず。
背景は白や黒のような無難な色で。
僕も受注していた頃は顔を出していました。
名前も顔も分からない人より、分かる人の方が任せやすい。
当たり前のことですが、ここで差がつくのがクラウドソーシングだと思います。
案件が取れたら、そこからが信頼の勝負
最後に、最初の案件が決まったあとの話を少しだけ。
案件が取れたからといって、相手の信頼を勝ち取れたわけではありません。
むしろ、取れた後が本番です。
僕がやっていたのは、こんな流れでした。
素材を受け取ったら、まず「ありがとうございます。素材を確認いたします」と一度返す。
10分くらいで素材を確認して、問題がなければ納品予定の日時を伝える。
冒頭の30秒ができた段階で「一度確認していただいてもよろしいでしょうか」と見てもらう。
最初のうちは、言葉を選ばずに言えば僕らは素人です。
だからこそ、謙虚に質問して、細かく進捗を伝える。
発注者は、あなたの進捗をあなたが思っている以上に把握できていません。
報告が細かすぎて怒る人は、あまりいないと思います。
この記事の要点
- 編集の練習と同時に、「編集を買ってもらう力」を育てる
- 副業でも個人事業主。営業のスキルは避けて通れない
- 練習は、参考動画をそっくり再現することを中心にする
- 強みは「再生回数を伸ばす」ではなく、スピードと再現度
- 応募は数より質。1日3〜5件でも1件ずつ作り、受注率30%を目指す
- 名前・アイコン・プロフィールで、何をしている人か一目で分かるようにする
- 取れた後は、謙虚に細かく報告する
最初の段階って、つい「もっと上手くなってから」と思いがちなんですよね。
僕もそうでした。
でも、上手くなるのを待っている間にも、席は埋まっていきます。
練習と並行して、小さく応募してみる。
その1件1件が、ちゃんと自分の経験になっていくと思います。
運営として、始めたばかりの人にどう向き合っているかは、ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますにまとめています。
最初の1件にたどり着く人が、少しでも増えたら嬉しいです。
カズマル
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P.S. 7年前の疲弊する前に欲しかった…
