副業の動画編集者がチームを作る方法|自分で編集する人からディレクターになる5ステップ
本業で働いて、家に帰ってから動画編集。
気づいたら日付が変わっている。
副業で動画編集をしている人なら、この感覚、分かると思います。
この記事は、副業で動画編集をしていて「時間が足りない」と感じている人に向けて書いています。
先に結論を言うと、
副業の動画編集者は、ずっと自分で編集し続けるのではなく、最終的には「チームを作って、案件を取ってくる側」に回る。
これが僕のたどった道でした。
上の動画で話した5つのステップを、文章で整理しました。
副業の動画編集者がぶつかる、たった1つの壁
副業で動画編集をやる人にとって、避けられない壁があります。
それは時間的な制約です。
本業で8時間以上働いたあと、家に帰ってパソコンを開く。
体はもうヘトヘトの状態からスタートです。
その状態で、クライアントに価値を届けないといけない。
しかも、営業力が無いままクラウドワークスでコツコツ取った案件は、1本2,000円〜5,000円くらいがほとんどです。
この単価のまま本数で積み上げようとすると、時間がいくらあっても足りませんよね。
本業がある人は、専業の人より使える時間がずっと少ない。
だから、自分の手で編集する量だけで勝負しようとすると、どこかで頭打ちになってしまうんです。
今回の5ステップは、最終的に自分は編集をせずに仕事を回していく流れになっています。
シンプルな方法なんですが、実際にできている動画編集者はとても少ない気がしています。
5つのステップ(全体像)
- ステップ1:動画編集の仕事を知る(まずは自分で編集する)
- ステップ2:実績を貯める(実績公開できる案件を選ぶ・受け皿を作る)
- ステップ3:企業やYouTuberに直接営業する
- ステップ4:薄利でいいので、チームの経験と信頼を貯める
- ステップ5:単価を上げて営業する
ステップ1・2:まず自分で編集し、実績公開できる案件を貯める
ステップ1:動画編集の仕事を知る
「編集をせずに」と言いましたが、最初は自分で編集した方がいいです。
スキルを身につけたら、クラウドワークスやX(旧Twitter)のように、比較的案件が取りやすい場所で、自分の力で案件を取って納品してみる。
ここで実務を理解しておくことが、後のステップ全部につながります。
編集者に仕事をお願いするときも、自分がやったことのない作業だと、良し悪しの判断ができませんよね。
なので、ここは怠らないでください。
ステップ2:実績を貯める
動画編集者が見落としがちなのが、実績公開ができる案件かどうかです。
実績として公開できない案件でも、目の前のお金に引っぱられて、泣く泣く受けてしまう。
そして疲れてしまう。
そういう人、多いと思います。
でも、次のステップ3で営業をするときに、この実績が成約率に大きく関わってきます。
なので、できるだけ実績公開できる案件を中心に取ってください。
実績を貯める方法は、もう1つあります。
他の動画編集者に、チームに入ってもらうことです。
「自分が営業して、希望の単価をお支払いするので、営業用にポートフォリオや実績をお借りできませんか」
こんな形で声をかけてみる。
ここで大事なのは、言い方です。
人が作った動画を「自分の実績です」と出すのはダメ。
「自分のチームのメンバーが作った動画です」と紹介する形にしてください。
そして、その実績で取れた案件は、必ず実績を貸してくれた人にお願いする。
ここまで守れば、ビジネスの倫理としても問題ないと思います。
自分で実績公開できる案件を取りながら、裏で編集者を集めて「案件を取った後の受け皿」を作っておく。
実績がある程度貯まり、編集をお願いできる人がいる状態になったら、次に進みます。
ステップ3:企業やYouTuberに、直接営業する
ここからは、クラウドワークスやXではなく、企業やYouTuberに直接営業をかけていきます。
募集されている案件に応募する、というイメージとは違います。
自分のサービスや、やっていることをまとめた資料をメールで送り、Zoomでお話しする機会をもらう。
Zoomでは自分のサービスを紹介して、相手の悩みを細かくヒアリングする。
その悩みに対して「自分はこういうことができます」と提案して、案件をいただく。
ここから、本格的な営業のスタートです。
とはいっても、スーツを着てネクタイを締めて、会社を訪問して回る……みたいなことは必要ありません。
オンラインでメールを送り、オンラインでミーティングをして、決まる。
こういうことは本当にたくさんありますし、僕自身もこの形で案件を取ってきました。
この段階では、借りたポートフォリオなども含めた実力を見て、いきなり高い単価を狙わないのがいいと思います。
動画では、1本8,000円〜2万円くらいのレンジで営業するのが、まず大事だと話しました。
ステップ4:薄利でいいから、チームの経験と信頼を貯める
案件が取れたら、その一部をステップ2で作った受け皿の編集者さんにお願いしていきます。
すると、新しい仕事が発生します。
編集をお願いすると増える仕事
- 編集者さんとのコミュニケーション
- 納品前の品質チェック
- 編集者さんとの契約
- チームのマネジメント
ここで、自分の経験を貯めていく。
今まで自分で編集していた人が、編集者を管理するディレクターのような立場になっているのがベストです。
そして、このステップは薄利で大丈夫です。
取った案件の報酬は、ほとんど編集者さんに支払う形でも全然OK。
ここで大事なのは、実績を貯めること、クライアントの信頼を貯めること、編集者さんとの関係を築くことです。
なぜ利益が薄くてもいいと言えるのか。
それは、副業だからです。
副業のいちばんのメリットは、目の前の利益を追わなくても、会社からの給料で生活が成り立つことだと思っています。
本業で毎日の生活がかかっていたら、この段階でも自分の利益を取らないといけない。
でも副業なら、編集者さんにしっかり支払い、クライアントとの信頼を高め、編集者さんの質を上げる教育に時間を使える。
時間が無いのが副業の弱み。
でも、お金に追われずに土台づくりができるのは、副業の強みなんですよね。
ステップ5:チームと実績がそろってから、単価を上げて営業する
編集チームが強くなり、実績が貯まった段階で、単価を上げた営業を始めます。
実は、動画1本に5万円、8万円と払ってくれる企業は普通にいらっしゃいます。
ステップ3の単価は、あくまで実績がまだ少なく、チームの力も弱い段階を考えた価格でした。
ステップ4まで進めば、編集者さんのクオリティも上がり、チームも大きくなり、あなた自身の営業力も実績も増えているはずです。
制作会社や動画広告の代理店に頼む料金と比べると、1本5万円でもまだ安いくらいだと動画では話しています。
相場に近い単価で売れるようになって、はじめて、それまで薄利だった部分の利益率を少し上げられるようになります。
あとは営業を続けて、案件を積み上げていくだけです。
僕が「編集し続ける」ことを選ばなかった理由
ここまで読んで、気づいた人もいるかもしれません。
僕がやってきたことは、毎日朝から編集作業をすることではありませんでした。
組織を強くして受け皿を作り、そこに流し込む案件を取ってくる。
結論は、これです。
なんでここまで頑張れたのか。
それは、僕が編集作業そのものを目的に動画編集を始めたわけではなかったからです。
個人で稼げるようになって、自由な暮らしを手に入れたかった。
一生パソコンに向かって編集ソフトをカタカタやり続けるのは、僕にとっての理想ではなかったんです。
まして副業で時間が無い中なら、マネジメントや営業のように「仕事を持ってくる上流のスキル」を身につけないといけない。
そう思ったから、ここに力を注げた気がします。
あなたが動画編集を始めた理由は、何でしたか?
この記事の要点
- 副業の動画編集者の壁は、時間的な制約
- まずは自分で編集して、実務を理解する
- 実績公開できる案件を選び、他の編集者にチームに入ってもらって受け皿を作る
- 企業やYouTuberに、オンラインで直接営業する
- 最初は薄利でいいので、チームの経験・クライアントの信頼・編集者さんとの関係を貯める
- チームと実績がそろってから、相場に近い単価で営業する
ブイプロの評判や運営の考え方は、こちらのページで本人が答えています。
僕も大学生のときに、特別な知識もスキルも無いところから始めました。
この記事が、時間の無い中で頑張っている誰かの、次の一歩の参考になったら嬉しいです。
カズマル
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P.S. 7年前の疲弊する前に欲しかった…
