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Premiere ProのAIプラグインでできること|画角調整・効果音・挿入画像・誤字チェックを実演で解説

公開日: 2026年10月4日 最終更新: 2026年10月9日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表

Premiere Proで、毎回同じ操作を繰り返している動画編集者へ。

カットやテロップをAIで時短する話は、もう聞いたことがあると思います。
でも実は、画角調整も、効果音も、挿入画像も、納品前のミス探しも、ボタン1つでできるところまで来ています。

上の動画では、単価3万円の案件で、僕らが実際にAIに任せている作業を実演映像でそのまま見せました。
この記事では、その中身を文章で整理します。

見たまま盗んでもらって大丈夫です。

前提:単価3万円の案件の作業時間を、8割削るという話

まず、何のための時短なのかを先に置いておきます。

単価3万円くらいの案件を、全部手作業でやると。
1本に30時間かかる、なんてことも普通にあります。

それを、数時間で終わらせる。
今回の実演は、その中身です。

流れは、案件を取るところから納品までの全部です。
案件探しは、Claudeに「本日分の単価1万以上の案件リサーチをしてください」と送るだけ。
クラウドワークス、ランサーズ、ココナラ、Indeedなどを見て回り、候補の案件と、その募集文に合わせた営業文をSlackに届けてくれます。

ここは別の記事で詳しく書いているので、今回は省きます。
この記事の主役は、案件を取ったあと。
Premiere Proの中で、AIのプラグインが何をしてくれるかです。

カットとテロップ:ワンタップで「みじん切り」と文字起こし

僕らはPremiere Proの右側に、AIで作ったプラグインのパネルを置いています。

AIカット

先に、カットの基準を決めておきます。
音の前後を何フレーム残すか、どれくらい細かく分割するか。

あとは実行ボタンを押すだけ。
素材を読み込んだだけのタイムラインが、無音のところで細かく切られた状態になります。

もちろん、それで終わりではありません。
単価3万円の案件なら、「ここは余白を残したい」「ここはもう少し詰めたい」という判断があります。
その最終調整だけを、人がやればいい。

音楽を流しながら、ほかのYouTubeを聞きながら。
なんとなく波形を見て無音を詰めていた、あの時間。
正直、何の時間だったんだろうって感じですよね。

テロップ生成

テロップ生成のボタンを押すと、演者が話している内容を文字起こしして、SRTファイルを作ります。
それを読み込めば、テロップが並びます。

大事なのは、Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスの形で入ること。
案件ごとに決まっているテロップのデザインを、あとから一括で当てられます。

要所だけテロップを出す案件なら、フルテロップの中から残すところを選べばいい。
案件によってプラグインを使い分けられます。

だから、テロップを入れるだけのところでお金をもらっていた人は。
これから結構厳しいと思います。

画角調整と効果音:地味に面倒だった作業が1クリックに

画角調整

演者の話に合わせて、ここはアップにしたい、ここは引きたい。
そういうシーン、ありますよね。

スケールの数値をいじって、位置を合わせて。
地味に面倒だった作業です。

これも、パネルの「適用」を押すだけで、アップと引きを切り替えられるようにしています。
ちょっとニッチですが、積み重なると効いてきます。

効果音(SE)

効果音は、パネルの中にカテゴリごとに並べています。

効果音のカテゴリ分けの例

  • ネガティブ系
  • ポジティブ系
  • ボタンを押す系
  • 衝撃系
  • 無感情系

その中に、みなさんが素材サイトからダウンロードしているような音を入れてあります。
入れたいタイミングで押すと、その位置に効果音が入る。

昔から動画編集をやっていた人からしたら、考えられないくらいのアップデートだと思います。

挿入画像:Premiereの外に出ずに画像を作って置く

これまでの挿入画像は、こんな流れだったと思います。
画像生成AIや素材サイトに行って、探して、ダウンロードして、Premiereに戻って入れる。

今は、Premiereの中でできます。
ChatGPT Image 2を組み込んだプラグインに、たとえば「動画編集作業をしている男性、実写風」と入れると、画像が何枚も作られます。

あとはポチポチと入れていくだけ。
しかも、どのビデオトラックに入れるかも指定できるので、テロップの下にきちんと入ります。

ここで大事なのは、イメージに合った画像を出すためのプロンプトです。
そのプロンプトを最初に作り込んでおけば、挿入画像の手間はかなり減ります。

ゼロにはなりません。
でも、体感で3分の1以下にはなっていると思います。

納品前のチェック:誤字・ずれ・メディアオフラインをAIが探す

最後は、自分で自分に修正指示を出す工程。
つまり品質チェックです。

ここもAIに手伝ってもらえます。
ボタンを押すと、こんなところを一覧で出してくれます。

AIのチェックで見つかるもの

  • カットの境目のずれ
  • テロップが1フレームだけはみ出しているところ
  • テロップの位置のずれ
  • メディアオフラインになっている素材
  • テロップの誤字・脱字(テキストを読み込ませると一覧で出る)

実演では、「協調性」が別の字になっているところや、「カリキュラム」の字が抜けているところも見つけてくれました。

基本的なミスは、AIで探せる。
発注者に恥ずかしいミスを見つけてもらう前に、自分で潰せるわけです。

時短した時間を、どこに使うか

ここまで読んで、「じゃあ編集はAIで全部終わるの?」と思った人もいるかもしれません。

正直に言うと、ここまでの基本編集だけなら。
体感で数千円の案件の仕事です。

無音を切るだけ、画像を入れるだけ、効果音をただ入れるだけ。
そこには、もうお金は払われない気がします。

単価3万円の案件で払われるのは、こういうところです。

お金が払われる「判断」

  • どの効果音を、どこに入れるか
  • どこを残して、どこを短く切るか
  • 面白い動画にするための、追加の演出
  • 納品のスピードと、ミスのなさ

逆に言うと、これから始める人には本当に追い風です。

面倒な作業で疲れ切らずに、納品まで行ける。
1本30時間かかっていたものが数時間で終わるなら、ひと月に納品できる本数の天井が上がります。

AIで衰退した副業もあると思います。
でも動画編集は、AIで進化した副業だなと、僕は思っています。

ブイプロの運営について、気になることがある人はこちらにまとめています。
ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えます

面倒な作業はAIに任せて、空いた時間で面白い動画を作る。
そういう編集者が増えて、単価が上がっていく人が増えたら嬉しいなと思っています。

カズマル

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