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福岡の動画編集スクールと学び方|地方から案件を取る方法まで

公開日: 2026年8月31日 最終更新: 2026年9月12日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表
地方から案件を取る。 福岡での学び方

はじめまして。この記事を書いた人です

山田一真(カズマル)動画編集スクール「ブイプロ」代表/株式会社ブイスト

  • 2019年12月、報酬500円の動画編集案件から個人で仕事を始める
  • 個人受注から法人・代理店の案件へ広げ、2022年に株式会社ブイストを設立
  • 2025年8月、同社の株式を株式会社エフ・コード(東証グロース・9211)へ譲渡。現在も福岡を拠点に運営を継続
  • 受講生から寄せられた成果報告 延べ555件・実人数380名を自社で集計し、内容を公開している

この記事を書ける理由:東京の映像制作会社を経て、あえて福岡に拠点を移して動画編集スクール「ブイプロ」を運営しています。地方が本当に不利なのかは、受講生380名の獲得経路270件を自分で集計して確かめました。地元の実感と数字の両方から書いています。

結論から書きます。福岡で動画編集を学ぶ選択肢は、大きく3つです。通学型スクール、オンラインスクール、独学。そして福岡在住であることは、学び方の選択肢を少しだけ狭めますが、案件を取る段階ではほとんどハンデになりません。理由は自社の実データで示します。

書いているのは、福岡を拠点に動画編集スクール「ブイプロ」を運営する株式会社ブイストの山田一真です。東京にも住みましたが、あえて福岡に拠点を移しました。その立場ではありますが、地元スクールを勧める記事にはしません。福岡で学ぶ人にとって、通学が正解になる条件とオンラインが正解になる条件を分けて書きます。そのうえで「地方在住のまま案件を取る具体的な手順」を、この記事の中心に置きます。

この記事でわかること

  • 福岡で動画編集を学ぶ3つの選択肢と、費用・時間・得られるものの違い
  • 通学型とオンライン、どちらを選ぶかの判断基準(チェックリスト付き)
  • 地方在住の本当のメリットとデメリット(感情抜きで整理)
  • 「案件は場所を選ばない」ことを示す、受講生の獲得経路データ270件
  • 地方からオンラインで案件を取る4つの経路と、それぞれの動かし方
  • 福岡の地元企業に直接営業する方法と、リストの作り方
  • 福岡で学び始める人の90日の進め方
  • よくある質問(地方は不利か/東京の案件は取れるか/地元の相場は)

福岡で動画編集を学ぶ3つの選択肢

まず全体像です。福岡在住の人が取れる学び方は、実質この3つに収束します。ここでは特定のスクール名は挙げず、形態ごとの構造だけを比べます。名前ではなく構造で選ぶほうが、あとで後悔しないからです。

比較項目 通学型スクール オンラインスクール 独学
福岡での選択肢の数 少ない(天神・博多周辺に限られる) 多い(全国のスクールが対象) 無制限
費用の目安 数十万円台が中心 数万円〜数十万円と幅が広い 0円〜数万円(教材費のみ)
移動時間 毎回発生(郊外だと往復2時間も) ゼロ ゼロ
質問のしやすさ その場で聞ける(最速) チャット・Zoomで聞ける(時間差あり) 聞ける相手がいない
学習ペース 時間割に縛られる=止まりにくい 自分で決める=自由だが止まりやすい 完全に自分次第
案件獲得の支援 スクールにより差が大きい スクールにより差が大きい なし(全部自分で)
出会える人の範囲 同じ地域の受講生 全国の受講生・卒業生 ゼロから自分で作る
向いている人 強制力がないと動けない人 時間が不規則/地方在住/子育て中 情報源を1本に絞れる人

この表で一番見てほしいのは「出会える人の範囲」の行です。費用や質問のしやすさはよく比較されるのに、ここはほとんど比較されません。でも後半のデータで見る通り、案件の入口として最も大きいのは人の経路なんですよね。

学び方そのものの選び方は動画編集スクールの選び方で、独学とスクールの線引きは独学とスクールどっちが正解かで詳しく書いています。ここでは「福岡・地方」という条件だけに絞って進めます。

なぜ僕は東京ではなく福岡を拠点にしているのか

僕は新卒で渋谷の映像制作・動画マーケティング会社に入り、埼玉から満員電車で通っていました。その後、独立して事業を作り、27歳のときに会社を上場企業グループへ譲渡しています。東京に残る選択肢はありましたが、福岡に来ました。

理由は2つです。ひとつは「ずらす」ため。経営者は東京に集中しています。同じ土俵に立てば、同じ属性の中での順位争いになる。僕は昔から戦えない場所で戦わないという考え方を軸にしてきました。弱い市場で無双するほうが、強い市場で消耗するよりずっと合理的です。もうひとつは生活の質。福岡は都会と田舎が共存していて、空港が街から近い。仕事の機動力を落とさずに、生活の質を上げられます。

これは動画編集者にも、そのまま当てはまります。東京の編集者と同じ土俵で同じ営業をすれば、地方在住は不利にしかなりません。でも土俵をずらせば、地方在住はそのまま武器になります。この記事の後半は、その「ずらし方」の具体論です。実際にブイプロの事業部長は千葉から、受講生の一人は岡山から福岡へ移住しています。稼いだお金で住む場所を選び直せる。それがこの仕事の性質です。

地方在住は不利なのか|メリットとデメリットを感情抜きで並べる

「地方だから稼げない」も「地方でも余裕」も、どちらも雑な結論です。項目に分解すると、有利な部分と不利な部分がはっきり分かれます。

観点 地方在住のデメリット 地方在住のメリット
学ぶ環境 通学型の選択肢が少なく、比較検討しづらい オンラインなら全国のスクールが等しく候補になる
人との出会い オフラインの交流会・勉強会の開催数が少ない オンラインコミュニティなら参加者数の差がない
撮影を伴う案件 都心のスタジオ案件・現場立ち会い案件は取りにくい 地元の現場は、地元にいる人しか受けられない
競合の数 地元企業に直接営業できる編集者が圧倒的に少ない
生活コスト 家賃・生活費が低く、同じ売上でも手元に残りやすい
作業環境 コワーキングの選択肢が都心より少ない 広い部屋を安く借りられ、編集環境を作りやすい
情報の速さ 業界の噂話や現場情報が入りにくい SNSと発信で埋められる(情報格差は昔ほどない)
時間 通勤・移動が短く、学習と制作に充てる時間が長い

並べると分かります。デメリットの大半は「オフラインで会う機会」に集中していて、オンラインで代替できるものばかりです。一方でメリット側にある「地元企業に営業できる編集者が少ない」「生活コストが低い」は、オンラインでは代替できない、住んでいる人だけの資産です。

つまり地方在住の正しい戦い方は、不利な部分をオンラインで消し、有利な部分をオフラインで取りに行く。この二段構えになります。

データで見る「案件は場所を選ばない」

ここがこの記事で一番大事なところです。ブイプロでは受講生に成果報告フォームで案件の獲得経路を回答してもらっています。集計は延べ270件(複数回答・自己申告)。内訳は次の通りです。

獲得経路 件数 場所の制約
クラウドワークス 76 なし(完全オンライン)
知人・友人からの紹介 56 ほぼなし(オンラインの知人を含む)
その他のコミュニティ(交流会・ディレクター繋がり等) 49 ほぼなし(オンライン交流が中心)
X(Twitter)の募集投稿・DM営業 26 なし(完全オンライン)
ブイプロ内コミュニティ・案件募集部屋 24 なし(完全オンライン)
ランサーズ 18 なし(完全オンライン)
企業へのメール営業 12 なし(オンライン商談で完結)
Indeed・Wantedlyなどの求人媒体 9 なし(リモート前提の募集が多数)

見ての通り、上位8経路のすべてが、住んでいる場所に依存しません。クラウドソーシング(CW+ランサーズ)で94件、人経由(紹介+コミュニティ+スクール内)で129件。合わせて全体の8割超が、家から一歩も出ずに動かせる経路です。

ここから導ける結論は2つあります。

  1. 地方在住が案件獲得の直接の障害になっている形跡は、データ上ほとんどない。「福岡だから取れない」ではなく、単に経路を動かしていないだけであるケースがほとんどです。
  2. 最大の経路は求人サイトでも営業メールでもなく「人」である。紹介・コミュニティ・スクール内を足すと129件で、クラウドソーシング全体を上回ります。そして人の経路は、地方在住でもオンラインでいくらでも作れます。

なお、同じアンケートでは単価(n=263)と達成期間(n=340)も集計していますが、地域別に単価が下がるといった傾向は把握していません。単価を決めているのは住所ではなく、誰にどう売ったかです。案件獲得の全体像は動画編集の案件獲得方法にまとめています。

地方から案件を取る方法①|オンラインで完結させる4つの経路

ここからが実務パートです。まずオンライン側から、経路ごとに「最初の一手」を書きます。

経路1:クラウドソーシング(最短で初案件に触る)

単価は低めですが、初案件までの距離が最も短い経路です。地方在住は一切関係ありません。押さえるべきは4点です。

  • アカウント設計:名前は「山田一真@動画編集代行」のように職種が分かる形に。アイコンは胸から上の、仕事を任せられる印象の写真。ここを整えるだけで差がつきます。
  • ポートフォリオ:応募したいジャンルで一番多い案件の型を、そのまま完全再現したものを1本。「なんでも作れます」は逆効果です。
  • 提案文:自己紹介→募集要項への回答→過去作品→稼働可能時間→意気込み。相手の案件に合わせた制作イメージ画像を1枚添えると、返信率が変わります。
  • 数より受注率:1日3〜5件で構いません。受注率を下げて件数で殴るのは、初心者が最も消耗するやり方です。

経路2:求人媒体(リモート前提の募集を拾う)

WantedlyやIndeedには、動画編集・映像制作の募集が常時多数あります。地域も雇用形態も絞らず新着順で見て、応募者が少ない募集を狙うのがコツです。募集にお金を払っているのに応募が集まっていない=相手が困っている=チャンス、という読み方をします。相手は小規模ベンチャーやIT企業が中心で、リモート前提の案件が多く、福岡在住でも問題になりません。ただし求人媒体は仕事が取りやすい分、営業力が育たないという副作用があります。最初の踏み台としては最推奨ですが、依存し続けると単価の天井にぶつかります。

経路3:人の経路(データ上の最大経路をオンラインで作る)

129件を生んだ経路です。地方在住の人ほど、ここに時間を割く価値があります。やることは3つ。

  • 作業過程を発信する:完成品の自慢ではなく、「なぜこのテロップをこの色にしたか」のような細かい判断を書く。声をかけられる理由になります。
  • オンラインの集まりに顔を出す:ディレクターや先輩編集者と繋がる。案件は「余っている人」ではなく「思い出された人」に流れます。
  • 納品後に次を聞く:既存の取引先に「他に動画のお困りごとはありませんか」と聞くだけで、新規開拓より高い確率で次が決まります。

紹介は運じゃありません。思い出される回数を、意図的に増やした人に起きる現象です。

経路4:企業へのメール営業(単価の天井を上げる)

件数は12件と少ないですが、単価の上限が最も高い経路です。一度型を作れば低コストで多くの相手に当たれますし、改善サイクルも速く回ります。手順は次の通りです。

  1. サービスを決める:「動画編集代行」ではなく「誰の・どんな課題を・どう解決するか」。他社の2番煎じで構いません。企業がやっている=ニーズが実証されている、ということです。
  2. 説明資料を作る:自己紹介→悩みの言語化→強み→制作イメージ→制作の流れ→料金→料金比較→FAQ・連絡先の8ブロック。強みは1本に絞ります。
  3. リストを作る:業種+地名で検索、YouTube概要欄の連絡先、企業サイトのプライバシーポリシー・特商法ページ、プレスリリース。この「業種+地名」が地方在住の武器になります(次章)
  4. 送る・追う:返信がなければ2〜3週間後に件名を変えて再送。返信率が極端に低いなら、文面ではなくサービス自体を疑います。営業メールは、自分のサービスの魅力を測る鏡です。
  5. 商談する:相手のサイト・プレスリリース・担当者のSNS・課題仮説の4点を事前に調べ、その企業専用に資料を作り直す。ここまでやるのはアポが取れた相手だけで十分です。

実績が足りないと感じるなら、制作イメージを作ってください。相手の現状の動画と、自分が作り直した改善版を並べたビフォーアフター画像。任せた未来を見せるだけで、実績の少なさは埋まります。企業直営業の詳しい手順は案件獲得の記事を参照してください。

地方から案件を取る方法②|福岡の地元企業に直接営業する

ここが、福岡に住んでいる人だけが持っているカードです。オンライン経路は全国の編集者と競合しますが、地元の直営業は競合が激減します

なぜ地方の中小企業が狙い目なのか

企業の動画活用は、いきなり社内のメイン事業にはなりません。だから予算を大きく割けない会社が、地方を中心に大量に存在します。企業にとっては小さな予算でも、個人にとっては十分に大きい。この非対称が、地方在住の編集者にとっての商機です。ここを狙わずしてどこを狙うのか、と僕はずっと思っています。大手企業を狙う必要はありません。従業員規模の小さい会社に絞ったほうが、決裁も速く進みます。

福岡で動画需要が生まれやすい業種

福岡は九州経済圏の中心で、天神・博多を軸にした再開発が続き、スタートアップ支援にも積極的な都市です。観光・飲食が厚く、アジアからの人の流れもあります。この地域性から、次のような業種が候補になります。

業種 想定される動画の用途 営業の切り口
飲食・小売 店舗紹介、メニュー訴求のショート動画 Instagram・TikTokの縦型運用まで含めて提案
観光・宿泊 施設紹介、周遊コース紹介、多言語字幕 季節ごとの差し替え運用で継続契約に
建設・不動産 施工事例、物件内見動画、採用動画 写真しかない事例を動画化する提案
製造・BtoB 製品説明、展示会用ループ映像、会社紹介 展示会の日程から逆算して提案
医療・士業・スクール サービス説明、よくある質問、集客用ショート 問い合わせの手前で説明を済ませる設計
採用に困っている全業種 採用動画、社員インタビュー 求人媒体の反応が鈍い会社に絞る

これは需要が生まれやすい方向性の整理であって、特定の企業に発注実績があるという意味ではありません。仮説を持って送り、返信率で仮説を検証する。それが営業です。

地元直営業の具体的な進め方

  • リスト作成:「業種+福岡」「業種+博多」「業種+久留米」など、地名を変えながら検索して企業サイトを集める。連絡先は会社概要・プライバシーポリシー・特商法ページから拾えます。地名を変えるだけでリストは何倍にも増えます。
  • 優先順位づけ:業種・従業員数・創業年数などで点数をつけ、高い順に当たる。すでにYouTubeやSNSを始めているのに更新が止まっている会社は、最優先です。困っている証拠だからです。
  • 会えることを前面に出す:「必要なら直接伺えます」「撮影から対応できます」は、遠方の編集者には絶対に書けない一文です。地方の中小企業ほど、顔が見える相手を選びます。
  • 撮影までセットにする:編集だけだと素材待ちで止まりますが、撮影から引き受けると単価も継続性も上がります。地元にいることが、そのまま参入障壁になります。
  • 1社目を事例にする:地元で1社受注できたら、同じ商圏の同業種へ横展開できます。地域は狭いので、事例の説得力が効きます。

オンライン営業と地元直営業は、どちらか一方ではなく併用が前提です。性質を比べておきます。

比較項目 オンライン営業 地元企業への直営業
競合の数 多い(全国の編集者と競合) 少ない(同じ商圏で営業する編集者は稀)
初案件までの速さ 速い 遅い(信頼構築に時間がかかる)
単価の傾向 媒体により上下が激しい 直取引のため中間マージンが乗らない
継続しやすさ 案件単位で切れやすい 関係が続きやすく、紹介も生まれやすい
必要なもの ポートフォリオと提案文 提案資料+会いに行く時間
向いている段階 最初の実績づくり 実績ができた後の単価アップ

順序としては、まずオンラインで実績と提案資料を作り、それを持って地元に出る。この順番が最も無理がありません。

通学とオンライン、どちらを選ぶか

福岡在住の人からよく聞かれる質問です。判断基準は「どちらが優れているか」ではなく、自分が何で止まるかです。

通学型が向いている人

  • 家では絶対に手が動かない自覚がある
  • 時間割で強制されないと後回しにしてしまう
  • 天神・博多に通える距離に住んでいて、移動が苦にならない
  • その場で画面を見せて質問したい

オンラインが向いている人

  • 仕事や育児で、決まった曜日・時間に通えない
  • 福岡市外・県外に住んでいて、移動時間が往復1時間を超える
  • 全国の受講生・卒業生と繋がりたい(=人の経路を作りたい)
  • 案件獲得の支援まで含めて選びたい

迷ったときの判断材料は移動時間の計算です。往復2時間の通学を週2回続ければ、月に約16時間。その時間で編集を2〜3本作れます。どちらが自分にとって価値があると思いますか。通学の価値がその16時間を上回るなら通学、上回らないならオンライン。感覚ではなく計算で決めてください。

もうひとつ、見落とされがちな観点があります。通学型は同じ地域の受講生としか出会えません。オンラインなら全国の編集者・ディレクターと繋がれます。人の経路が最大の獲得経路である以上、この差は学習中よりも卒業後に効いてきます。

福岡で学び始める人の90日の進め方

最後に、動き出しの順序を置いておきます。特別なことはしていませんが、順序を守るだけで詰まる回数が減ります。

  1. 1〜30日:操作を体に入れる。教材を1本に絞る。複数買わない。参考動画を1本決めて、テロップの色・位置・タイミングまで完全に再現する。この「完コピ」が最短の上達法です。中途半端な完コピは逆効果なので、1本を徹底的に。
  2. 31〜60日:ポートフォリオを作る。狙うジャンルで一番多い案件の型を、完成品として2〜3本。同時に、自己紹介から料金までの提案資料を8ブロックで用意します。
  3. 61〜90日:経路を同時に動かす。クラウドソーシングへの応募、求人媒体のチェック、発信、そして地元企業のリスト作成。1つに絞らず、必ず複数を並行して動かしてください。獲得経路のデータが示す通り、当たる場所は人によって違います。

この90日で結果が出るかどうかは人によります。受講生の成果報告でも、達成までの期間には大きなばらつきがあります(n=340)。比べるべきは、先月の自分と今月の自分だけです。

「自分の場合はどの経路から動かすべきか」を具体的に相談したいなら、ブイプロでは無料のオンライン相談を用意しています。福岡在住の方はもちろん、全国どこからでも参加できます。売り込みの場ではなく、判断材料を増やす場としてお使いください。
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よくある質問

Q1. 地方在住だと、やはり不利になりませんか?

案件獲得においては、データ上ほとんど不利になっていません。受講生の獲得経路270件のうち、上位8経路すべてが場所に依存しない経路でした(クラウドソーシング94件、人経由129件など)。不利になるのは「都心のスタジオでの立ち会い案件」など一部です。一方で、地元企業に直接営業できるのは地元にいる人だけなので、有利な面もあります。不利なのは場所ではなく、経路を動かしていない状態です。

Q2. 福岡に住んでいて、東京の企業の案件は取れますか?

取れます。クラウドソーシング・求人媒体・企業へのメール営業は、いずれもオンライン商談で完結する経路です。打ち合わせはZoom、素材の受け渡しはクラウド、契約は電子契約、請求もオンライン。物理的に会う必要がある工程はほとんどありません。

Q3. 通学型とオンライン、結局どちらがいいですか?

止まる理由で選んでください。「家だと手が動かない」で止まる人は通学型、「時間が読めない・移動が長い」で止まる人はオンラインです。判断に迷ったら、往復の移動時間を月単位で計算し、その時間を編集に使ったほうが得か比べてください。加えて、オンラインは全国の人と繋がれる分、卒業後の人の経路が広くなります。

Q4. 地元企業の相場はどのくらいですか?

地域別の相場データは持っていないため、断定的な金額は出せません。一般論として言えるのは、クラウドソーシング経由より直取引のほうが中間マージンが乗らない分、条件は良くなりやすいということです。ただし相手の予算規模に強く左右されます。相場を当てにいくより、企業サイトやプレスリリースから相手の予算規模を推測し、松竹梅の3プランで提示して選んでもらうほうが現実的です。

Q5. 福岡に動画編集の仕事はありますか?

あります。ただし「福岡の仕事だけで探す」という発想は捨ててください。オンラインで全国の案件を取りながら、地元の案件も並行して取る。これが地方在住の最適解です。地元だけに絞ると母数が小さくなり、全国だけに絞ると自分の地の利を捨てることになります。両方やるのが正解です。

Q6. 福岡から東京に出たほうが有利ですか?

動画編集の案件獲得という目的だけなら、移住する必要性は低いと考えています。僕自身、東京での勤務を経てあえて福岡に拠点を移しました。理由は、同じ土俵で戦わずに済むからです。生活コストが低い分、同じ売上でも手元に残る額は変わります。ただし、撮影クルーとして現場に入りたい、大手制作会社で経験を積みたいといった目的があるなら、都市部のほうが機会は多くなります。目的次第です。

まとめ:住んでいる場所は、選び方を変えるが結果は決めない

  • 福岡で学ぶ選択肢は3つ:通学型・オンライン・独学。通学型は選択肢が少なく、オンラインは全国が候補になる
  • 選ぶ基準は「自分が何で止まるか」:家で動けないなら通学型、時間が読めない・移動が長いならオンライン
  • 案件獲得は場所に依存しない:獲得経路270件の上位8経路すべてがオンラインで完結する
  • 最大の経路は人:紹介・コミュニティ・スクール内で129件。地方在住でもオンラインで作れる
  • 地方の武器は地元直営業:業種+地名でリストを作り、「会えます」「撮影もできます」を前面に出す
  • 順序はオンライン→地元:まずオンラインで実績と提案資料を作り、それを持って地元に出る

僕は「東京にいないと勝てない」と思ったことがありません。むしろ、ずらした場所で戦うほうが有利だと考えて福岡に来ました。動画編集はその考え方を、最も実行しやすい仕事のひとつです。場所を理由に諦める前に、まだ動かしていない経路が残っていないかを確認してください。

【免責】本記事の数値は、株式会社ブイストが運営する動画編集スクール「ブイプロ」の受講生から任意で寄せられた成果報告アンケートの集計(過去実績)です。回答者の自己申告に基づき、母数は設問ごとに異なります(獲得経路:延べ270件・複数回答、単価:n=263、達成期間:n=340)。特定の収入・成果を保証するものではなく、成果には個人差があります。費用・期間・業種ごとの需要に関する記述は一般的な目安および方向性の整理であり、実際の条件はサービス・時期・企業により異なります。(執筆:株式会社ブイスト 代表取締役 山田一真)

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