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動画編集の初心者が最初の案件を取るまでの5ステップ|募集30件の分析から始めて、完コピ動画と営業文で応募する

公開日: 2026年10月9日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表

動画編集に興味はあるけれど、
「どうやってスキルを身につけて、どうやって仕事を取ればいいのか分からない」
という人に向けた記事です。

僕も、レッスンをしている人から
「仕事の取り方がよく分かりません」
という質問をたくさんもらってきました。

実は、最初の案件を取るまでには、はっきりした手順があります。
そしてその手順の中に、多くの人が順番を逆にしてしまっているところがある。
どこだと思いますか?

この記事では、完全な初心者から最初の案件を取るまでを、5つのステップで書いていきます。

最初の案件を取るまでの5ステップ

  • 1. 動画編集ソフトはAdobe Premiere Proを契約する
  • 2. クラウドワークス・ランサーズ・X(旧Twitter)のアカウントを作る
  • 3. 募集を30件ほどピックアップして、参考動画の傾向をつかむ
  • 4. いちばん多かった編集スタイルを、完全に再現できるまで練習する
  • 5. 質の高い営業文を作って、募集に応募していく

ステップ1・2:ソフトを決めて、動画編集者だと分かるアカウントを作る

まず、動画編集ソフトです。
僕のおすすめは、Adobe Premiere Pro一択です。

理由はシンプルで、
いちばん需要があるソフトだから
です。

初心者がやりがちなのが、
「まずは無料のソフトから始めてみよう」
「スマホでも動画は作れるし、スマホで編集しよう」
と始めて、なかなか仕事が取れないケースです。

もちろん、ほかのソフトでも動画自体は作れます。
でも実際の募集を見ると、Premiere Proを使えることが条件になっている案件がとても多い。
大事なのは、仕事を取れている人の行動を真似することと、
いちばん求められているソフトを使えるようになることだと思っています。

次に、クラウドワークス、ランサーズ、Xの3つに登録します。
初心者が案件を探しやすい場所だからです。

アカウントを作るときは、
アイコンやプロフィールを見て「この人は動画編集者だ」とすぐ分かるようにしておきます。

まだ実績が何もない状態かもしれません。
それでも、
「動画編集の仕事を始めようとしていること」
「どんな編集を心がけているか」
「1日に何時間作業できるか」
など、今の時点で書けることは書いておきましょう。

逆に、動画編集とまったく関係のない内容や、
発注する人が見て「頼むのはやめておこう」と思うような投稿は避けた方がいいです。
見られているのは、案外そういうところだったりします。

ステップ3:学ぶ前に、募集を30件見る

ここが、順番を逆にしやすいところです。

登録が終わったら、いきなり勉強を始めるのではなく、
まず実際にどんな仕事が募集されているのかを見にいきます。

クラウドワークスやランサーズでは「動画編集」で検索。
Xでは「#動画編集者募集」や「動画編集」で検索してみてください。

「まだスキルもないのに、募集を探しても意味ないじゃん」
と思ったかもしれません。

でもここでの目的は、応募ではありません。
市場を理解すること
です。
なので、この段階ではまだ応募しないでください。

報酬の金額も、今は気にしなくて大丈夫です。
見るのは、
「どんなジャンルの編集なのか」
「参考動画はどんな動画なのか」
この2つです。

30件ほどピックアップすると、
現場ではどんなジャンルの、どんな編集が求められているのかが見えてきます。
「有名なビジネス系YouTubeチャンネルのような編集にしてください」
「ポップな編集にしてください」
といった指定が、たくさん出てくるはずです。

その中で、いちばん募集が多かった編集スタイル。
それを作れるようになれば、仕事が取れるようになる、ということです。

市場を知らないままスキルを身につけようとすると、
実務とは違うスキルを覚えてしまって、案件から遠のいてしまう。
そういう人、本当に多いなと思います。

ステップ4:いちばん多かった編集を「完全再現」する

ステップ4に来て、ここで初めて動画編集を学び始めます。
市場を理解してから学んだ方が、無駄なく身につけられるからです。

たとえば、ビジネス系の編集の募集が目立っていたなら、
その動画を完全に再現するために、
テロップのデザイン、テロップのアニメーション、効果音の入れ方、カットなどを身につけていきます。

学び方は難しくありません。
「動画編集 テロップ 作り方」
「Premiere Pro 効果音 入れ方」
のように検索すれば、やり方を解説した動画がたくさん出てきます。

「真似したくても、動画の素材がない」
と思うかもしれません。
僕がやったように、自分でiPhoneで撮影してしまえばいいんです。
自分の顔や人柄も一緒に映るので、
営業するときの自己紹介動画としても使えます。

ここで大事なのは、
それっぽく作るのではなく、まったく同じ動画になるように作る
こと。
色味も、フォントも、効果音も、限りなく本物に近づけるつもりで取り組みます。

ここで手を抜くと、あとで仕事が取りづらくなります。
自分で調べられることは全部使って、
必要なら講座などに自己投資するのもひとつです。
実務で求められるスキルを、ここで身につけていきます。

ステップ5:「任せる理由」を書いた営業文で応募する

完全再現した動画ができたら、それを持って営業を始めます。

本来の営業は、企業にメールを送って、
返事が来たらZoomなどで商談して、提案が通れば仕事になる、という流れです。
でも最初は、ステップ2で登録した3つの場所の募集に応募していくだけで大丈夫です。
目安は1日20件ほど。
本格的な営業は、そのあとに身につければいいと思っています。

応募は、ほかにもたくさんの人がします。
その中から選んでもらうために、営業文には気を配ってください。

「やる気があるので仕事をください」
「応募します」
と一言だけ添えて送るのは、やめておきましょう。

営業文を書く目的は、
クライアントに「この人に任せよう」と思える理由を渡すこと
です。
実績を自慢するためでも、お願いして拾ってもらうためでもありません。

営業文に入れる7つの要素(相手から指定がない限り)

  • 名前を名乗る(信頼の面から、本名のフルネームがおすすめ)
  • 何者なのかを短く書く(初心者なら「動画編集代行を承っております」が基本の形)
  • 応募したきっかけ。なぜこの仕事をやりたいのか、どんな成果を出したいのか
  • 作品。ステップ4で再現した動画をYouTubeに限定公開してURLを貼る(できれば複数)
  • 自分の強み。相手が任せる理由になるもの
  • 料金表。報酬が書かれていない募集なら、修正の回数や尺による料金の違いも添える
  • 意気込み。「ぜひお任せください」と自信を持って締める

いちばん大事なのは、作品です。
動画のクオリティが、採用されるかどうかに大きく響きます。

強みは、相手に任せる理由になるものを書きます。
「3年間野球をやっていました」と書かれても、発注する人は判断しようがないですよね。

そこまで大きな経歴がなくても大丈夫です。
「ビジネス系のYouTubeをたくさん見てきたので、動画の傾向はつかめています」
「作業時間を十分に取れるので、返信はすぐにできます」
のように、返信の早さも立派な強みになります。

料金は、クラウドワークスなどでは相手が報酬を提示していることが多いので、
その場合は無理に出さず、相手の報酬に合わせればいいと思います。

最後の意気込みは、正直、読まれないことも多いです。
それでも、
「ぜひやらせてください」
より
「ぜひお任せください」
の方が、本気度が伝わる気がします。
採用する相手も人間なので、気持ちで決める部分もあるんですよね。

学ぶ順番を変えるだけで、遠回りが減る

もう一度まとめると、
ソフトを決めて、アカウントを作り、
先に募集を見て、
いちばん多い編集を完全再現して、
任せる理由を書いた営業文で応募する。

1件送っただけで採用されるほど、簡単ではありません。
でも、質の高い提案を何度も重ねていけば、仕事は取れるようになっていきます。

いちばん伝えたいのは、
学ぶ前に、市場を見る
という順番です。
何を身につければいいのかが分からないまま勉強を続けるのは、
終わりが見えなくて、本当にしんどいので。

僕が運営しているスクールの考え方や、受講生への向き合い方は、
ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますにもまとめています。

これから動画編集を始める人が、
少しでも迷わずに最初の1件にたどり着けたら嬉しいです。

カズマル

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