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動画編集スクールを卒業しても修正が減らない人へ|受講生インタビューで見えた「自分の課題が分からない」という壁

公開日: 2026年10月8日 最終更新: 2026年10月10日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表

動画編集の基礎は、スクールで一通り学んだ。
でも、修正の依頼が減らない。
評価が上がっている実感もない。

この記事は、そんな動画編集者に向けて書いています。

上の動画は、僕たち株式会社ブイストの編集コンサルを卒業した受講生の方に、受講してどうだったのかを本音で聞いたインタビューです。

先に結論を言うと、
その方が変わったきっかけは、「自分の課題が何なのか」がはっきりしたことでした。

動画の中で話してもらった内容から、
作業の進め方が変わったところを中心に整理しました。

基礎は卒業したはずなのに「9割できていなかった」

その方は、会社員として働きながら、夜に副業で動画編集をしています。
今は編集だけでなく、ディレクター的な役割も任されています。

最初は、クラウドワークスで募集されている案件に片っ端から応募していたそうです。
当時は1本の編集にかなり時間がかかっていた、と話してくれました。

受講する前に、基礎を学べる動画編集スクールも卒業していました。
だから本人は「基本はできているだろう」と思っていた。

ところが、受講を始めて1時間で気づいたそうです。

「全然できていなかった。9割以上できていない状況だった」

そこまで細かくやらないといけないんだ、と痛感して、
「これは初めから学ぶくらいの勢いでいかないとダメだ」と切り替えた、と。

これ、すごく大事なところだと思っています。

基礎のスクールを卒業したこと自体は、立派なことです。
ただ、「基礎を知っている」と「仕事で通用する」の間には、思っている以上に距離がある。
その距離に気づけるかどうかで、次の伸び方が変わる気がします。

受講を決めたきっかけは「課題が分かった」こと

受講しようと思ったきっかけを聞くと、こう答えてくれました。

受講したい気持ちはあったけれど、
自分の中で何が課題なのかが明確になっていなかった。

そんな中で、僕のXのポストを見て、
「ポートフォリオの質が問題だったんだ」と分かった。
それで、その場ですぐにDMを送ってくれたそうです。

動画の最後に、低単価で疲れてしまっている編集者へのメッセージをお願いしたときも、
その方が真っ先に挙げたのは同じ話でした。

「今の自分の課題が明確になっていない方が多いと思います」

僕もこれは本当にそう思います。

頑張っているのに状況が変わらない人ほど、
何を直せばいいのかが見えないまま、手を動かし続けていることが多い。
努力の量ではなく、努力の向き先が決まっていないんですよね。

伸び悩んでいるときに確かめたいこと

  • 今の自分の課題を、一言で言えるか
  • その課題は、発注者から見た「質」の話になっているか
  • ポートフォリオが、今の自分の実力をちゃんと見せられているか

画面を共有して、その場で直す

当時の編集コンサルでは、Zoomで画面を共有しながら、講師と一緒に操作して進めていました。

この進め方がどうだったかを聞くと、「めちゃくちゃ良かった」と言ってくれました。

理由は、リアルタイムで「ここどうしたらいいかな」が出てくるから。
そのたびに、「ここはもう少しこうした方がいい」「こうすればスムーズにいく」と、
マンツーマンで直していけた、と。

動画や文章で学ぶと、分からないところを自分で言葉にしないといけません。
でも、そもそも何が分からないのかが分からない段階だと、質問すらできない。

画面を見ながらなら、
「もうちょっと右上のそこ」みたいな言い方で、その場で伝えられます。

課題が見えていない人ほど、
自分の作業を、横から見てもらう時間が効く気がしています。

受講中は、副業の時間を使って、1日8時間から10時間くらいかけて取り組んでいたそうです。
講師からの細かいフィードバックに向き合って、それを作品としてアウトプットし続けた。
その積み重ねで、ポートフォリオを作り直していきました。

修正がほぼなくなり、チェックする側へ

変化が出始めたのは、受講の途中からだったそうです。

やったことは、コンサルで学んだことを、今の案件でそのままアウトプットしただけ。
それでも、クライアントからの反応がかなり良くなった。

具体的には、こんな変化があったと話してくれました。

受講中から起きた変化

  • 修正の回数が、ほぼゼロに近づいた
  • 演出について「今までとは全然違う」と言ってもらえた
  • チームの中で、他の編集者をチェックするディレクター的なポジションを任された
  • 案件の依頼が増えて、副業の時間ではさばききれなくなった

今は、初稿の時点で修正指示がほとんど来ない。
クライアントから「もう少しここをこうしてほしい」と言われたときも、難なく応えられている、とのことでした。

修正が減るというのは、
発注者の時間を奪わなくなる、ということでもあります。

発注者からすると、確認と修正のやり取りが減るのは、本当にありがたい。
だからこそ「この人に見てもらおう」と、チェックする側を任されたんだと思います。

入った瞬間の「無理かも」は正しい

インタビューの中で、正直に話してくれたことがあります。

受講を始めて、他の受講生のポートフォリオを見たとき。
あまりにも質が高すぎて、「自分にはこんなの絶対できない」と思った。
正直、そこで後悔もした、と。

僕は、この感覚はある意味正しいと思っています。

もし入った瞬間に「あ、できそうかも」と思ったら、
それはそれで逆の後悔がありそうじゃないですか。
「自分でもできたのかも」「お金を払わなくてもよかったのかも」と。

成長できないなら、お金を払ってもらう意味がありません。
だから、最初は「うわ、無理かも」と思うくらいの場所を用意している、という自負はあります。

そこから、細かいフィードバックに食らいついていった結果、
その方は「他の人のポートフォリオに負けないものを作れた」と話してくれました。

次の一歩は、自分から企業とつながること

今後について聞くと、副業から本業に移していきたい、
そして法人営業にも挑戦したい、と話してくれました。

ここは、僕からも伝えたことがあります。

編集の力だけでは、企業に直接プレゼンして仕事を取るところまではいけません。
それは、また別のスキルです。

今はディレクターから仕事を受けている形だと思います。
でも、初稿で修正がほとんどなく、クライアントにちゃんと価値を届けられているなら、
間にディレクターを挟まずに、自分から企業とつながった方がいい。

実際にその方も、チェックする側に回ったことで、
間に入る人がどれくらいの役割を担っているのか、肌で感じたはずです。

編集の質を上げる。
その次に、自分から仕事を取りにいく力をつける。
この順番で進んでいくのがいいと、僕は考えています。

この記事の要点

  • 基礎のスクールを卒業しても、仕事で通用する細かさとの間には距離がある
  • 伸び悩む原因は、努力の量より「自分の課題が明確になっていない」こと
  • 画面を共有して横から見てもらうと、言葉にできない課題もその場で直せる
  • 修正が減ると、発注者の時間を奪わなくなり、任される役割が変わる
  • 編集の質の次は、自分から企業とつながる営業の力が必要になる

動画編集スクールやコンサルの受講を迷っている人は、
ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますも参考にしてみてください。

教える側の僕も、受講生の方の課題を一緒に見つけられているか、これからも見直し続けたいと思っています。
この記事が、伸び悩んでいる誰かが「自分の課題」を見つけるきっかけになったら嬉しいです。

カズマル

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