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動画編集スクールのオフライン勉強会の中身|チームで1日1本の動画を作る理由と、運営の僕が「50点」と答えたわけ

公開日: 2026年10月8日 最終更新: 2026年10月10日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表

動画編集のスクールで、オフラインの勉強会って何をやっているのか。
受講を考えている人や、1人で編集を続けていて行き詰まっている人に向けて書いています。

先に少しだけ言うと、1日かけて、チームで1本の動画を作ります。
しかも、ほとんどの人にとってかなりハードな課題で。

ブイプロのオフライン勉強会に、カメラが1日密着してくれました。
上の動画で話した内容から、当日の中身と、運営の僕が考えていることを文章にまとめました。

オフライン勉強会でやること|7チームで「最高の動画」を1本作る

僕は株式会社ブイストの代表の山田一真です。
カズマルというキャラクターで発信もしています。

この日は、ブイプロの勉強会と懇親会をあわせたような1日でした。
朝9時に集合して、会場を出たのは夜の9時。
12時間くらい、みんなでずっと動画を作っていました。

参加者は7つのグループに分かれて「最高の動画を作ろう」という企画です。

集まってくれる人の属性は、本当にバラバラです。
パソコンの操作から押さえないといけない人もいれば、ずっと編集をやってきた人もいる。

その人たちが、1日の短い時間の中で
演出を考えて、
デザインを考えて、
チームで話し合いながら完成まで持っていく。
そういう時間です。

普段のブイプロは、Zoomでマンツーマンで教えることが多いです。
「もう少し右にマウスを動かしてください」
「そこをクリックしたら次はこうです」
というところまで、画面越しに一緒にやります。

それとは真逆で、オフラインの日は、受講生同士が横で話しながら作る。
パソコンからパソコンへ素材を渡したり、画面をのぞき込んで「このデザイン合ってる?」と聞き合ったり。
その動きを見ているだけで、もうコミュニケーションになっているなと感じました。

この日の勉強会の流れ

  • 朝9時に集合して、7つのグループに分かれる
  • 僕が演じた動画素材を課題として渡し、チームで演出・デザインを決める
  • チームで作業を分けて、昼をはさんで夕方まで制作
  • 最後に全チームの作品を上映して、みんなで見る

課題は「持てるダンベルより少し重いもの」にしている

この日の課題の素材は、僕が演じた動画です。
ちょっと怪しい考古学者になりきって、海底都市「アトランティア」について語る。
ツッコミどころ満載のキャラクターです。

架空の都市なので、素材を探してもまず出てきません。
あるチームは、画像生成AIでアトランティアの画像を作っていました。
別のチームは、都市伝説っぽい演出のために、心霊写真風の画像を作っていました。

正直、ほとんどの人にとってハードな課題だと思います。

僕はこれを、筋トレにたとえています。
自分が持てるダンベルの重さを、ちょっとだけ超えた重さを、みんなで抱えている。
明日は筋肉痛になるな、くらいの負荷です。

取材してくれた方には、
「笑顔なのに、やっている内容は結構厳しいと言っている人がちらほらいました」
と言われました。

それに対して僕が答えたのが、
「ニコニコしながら地獄に落とす仕事です」
という一言でした。

なんでわざわざ厳しくするのか。
それには、僕自身の失敗が関係しています。

「こんな品質のものを提出しないでください」と言われた日

僕は大学で文学部にいて、映像とはまったく関係のない勉強をしていました。

就職活動の時期になっても、普通の就活に拒否反応があって。
正直、人生をなめていたと思います。
そんなときに広告で「動画編集があればパソコン1台で自由に働ける」というのを見て、始めました。
たぶん、多くの人と同じ入り口です。

ほぼ独学で、大学生のうちに動画編集の代行を始めました。
そして、大失敗しました。

頑張って作って納品したものが、修正だらけになる。
クライアントに迷惑をかける。
いちばん覚えているのは、チャットで届いたこの一文です。

「こんな品質のものを提出しないでください」

なめてたな、自分。
そう思った瞬間でした。

しかも、そのときは報酬が支払われたんです。
相手が満足していないと分かっているのに、お金が入ってくる。
報酬をもらうことの残酷さを知ったときが、いちばん絶望した瞬間でした。

そこから「普通に実力が足りていない、学ばなきゃ」と思って、映像制作とマーケティングをやっている東京の会社に就職して、現場で学ぶ道を選びました。

現場に出てから失敗すると、お客様は怒ります。
「これが欲しい」と言われたものを納品できなかったら、当然です。

それが続くと、しんどい。
せっかく挑戦しようと思ったのに、自分で自分への期待を切ってしまうと思うんです。

だからブイプロの中では、模擬案件やカリキュラムを通じて、何回でも失敗していい。
勉強会の課題が厳しいのも同じ理由です。

この中で失敗できてよかった。
そう思ってもらえたらいいなと、作業している背中を見ながら思っていました。

動画編集が「1人で完結する」のは、裏を返せば孤独ということ

勉強会の冒頭で、僕はこんな話をしました。

「私はここにいていいのかな」
「まだ今日の場にふさわしくないかも」
そう思っている人もいるかもしれない。

大丈夫です。
ブイプロは、そういう不安を的中させないためにあります。

みんなで1個の動画を作る。
そんな最高な時間はないと思っています。
僕が動画編集を始めたときには、そんな仲間はいませんでした。

動画編集や副業でよく聞く「パソコン1台で完結します」という言葉。
あれって、裏を返せば「1人です」ということなんですよね。

だから正直、この日の受講生のみんながうらやましかったです。

勉強会が終わるころには、チームで連絡先を交換して「完成まで一緒にやろう」と話している人たちもいました。
家に帰れば、また1人で作業する時間が待っています。
それでも、同じ目標に向かって頑張っている人がいるという体感を持って帰ってもらえたのは、大きかったなと思います。

運営として何点だったか|あえて「50点」と答えた理由

上映会では、どのチームの作品も、ちゃんと普通にいい動画になっていました。
いろんな技術レベルの人が集まる中で、話し合って、連携して、形にしてくれた。
感情面では、本当にめちゃくちゃ感動しました。

それでも、100点満点で何点かと聞かれて、僕は「50点」と答えました。

50点の内訳

  • よかった50点:笑顔がたくさん見られたこと。1人じゃないと体感してもらえたこと。実際に人と人がつながったこと
  • 足りない50点:みんなはもっと成長できるし、僕らが伝えられる技術・知見・経験はもっとたくさんある、と気づいたこと

僕は最近、日本一有名になるのは諦めました。
他の経営者の方々は本当にすごい人ばかりです。

その代わりに掲げたのが、「日本一愛のあるスクールを目指す」という目標です。
受講生の前で、所信表明としてそう宣言しました。

とはいえ、愛は客観的な指標ではありません。
決めるのは、受け取る側のみなさんです。
だから、みなさんの意見に毎日耳を傾けながら、内容をよくしていきたいと思っています。

「愛」を目標にしたのは、やらなくなる人をどう引き上げるか考えた結果

ブイプロは、もともと「実益重視の動画編集スクール」と言っていました。
でも、それだと自分でもあまりしっくりこなかった。

当時のブイプロは、オンライン講義があって、コンシェルジュを踏み台にして成果を上げてね、というカリキュラムでした。
やる人はやる。
でも、やらない人は全然やらない。

途中で手が止まってしまった人や、やるけれどすごく時間がかかっている人を、どうしたら引き上げられるか。
考えた末にたどり着いたのが、臭いんですけど「愛だな」という答えでした。

そこから、スクールの仕組みも、僕自身の生き方も変えました。

一言でいうと、期待に応える人生は楽しいということです。

他人に期待していると、期待どおりにならなかったときに「あの人が応えてくれなかったせいだ」と考えてしまう。
自分はちゃんとやっている、スクールはちゃんとやっている、と。
自分で考えているように見えて、実は他人のせいにしていたなと、ふと気づいたんです。

めっちゃぶっちゃけると、スタッフへの支払いもケチっていました。
そこもちゃんとするようにしました。

他人の期待に応える生き方に変えたら、すごく幸せになりました。
受講生にも、それを実践してほしいと思っています。

撮影の時点で、受講前と受講中の期待にはかなり高い確度で応えられるようになってきていました。
次は、卒業したあとです。
今は営業をしっかり教えて、他者に依存せず自分で仕事を作れる力をつけてもらっています。
それに加えて、企業さんとのマッチングなど、仕事が流れてくる仕組みづくりに動いているところでした。

この記事の要点

  • オフライン勉強会では、7チームに分かれて1日で1本の動画を完成させる
  • 課題はあえて「持てるダンベルより少し重いもの」。現場ではなく、ここで失敗してほしいから
  • 動画編集の「1人で完結」は孤独の裏返し。同じ目標の仲間がいる体感を持って帰ってほしい
  • 運営の自己採点は50点。伝えられることはまだたくさんある
  • 「日本一愛のあるスクール」は目標。判断するのは受講生のみなさん

僕自身、まだ経営者として毛が生えた程度です。
50点の残りを埋めるのは、これからの僕らの仕事だと思っています。

運営への声や疑問には、ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますで答えています。

1人で編集していて心が折れそうな人に、この1日の空気が少しでも届いたら嬉しいです。

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