動画編集の始め方ロードマップ|マインド・スキル・ポートフォリオ・営業・初案件までの6ステップ
動画編集を始めてみたけど、どこから手をつければいいか分からない。
案件に応募しても、返事が来ない。
この記事は、そんな動画編集の初心者に向けて書いています。
先に結論を言うと、最初の壁を越える人がたどる道は、だいたい同じ6ステップです。
マインドを書き換える。
スキルを身につける。
ポートフォリオを作る。
営業する。
仕事で相手に価値を届ける。
それを繰り返して、量で攻める。
「え、これだけ?」と思いましたよね。
でも、これだけなんです。
営業のコーチングをしたり、フリーランスのチームを率いたりする中で、たくさんの動画編集者を見てきました。
壁を越えた人は、みんなこの順番を踏んでいるなと。
上の動画で話した内容を、文章で整理しました。
ステップ1:マインドを書き換える
「マインドなんて、動画編集と関係ないじゃん」
そう思った人ほど、ここを読んでほしいです。
行動も習慣も、根っこにあるのは心です。
動画編集で止まってしまう人は、スキルより先に、ここで止まっていることが多い気がします。
最初に持っておきたい3つのマインド
- 行動の基準値を上げる
- 自責思考で受け止める
- 続けられる環境を自分で作る
行動の基準値を上げる
1日2時間やる人と、1日6時間やる人。
成長のスピードは、単純に3倍違います。
まずやってほしいのは、1日の行動を30分単位で書き出すこと。
紙でもExcelでもいいです。
二度寝の時間、通勤時間、なんとなくNetflixを見ている時間。
書き出すと、使える時間がけっこう見つかります。
ただ、基準値を一気に上げると、ほとんどの人は三日坊主で終わります。
なので昨日の自分より5分だけ多くやる。
これを毎日続けるのがコツです。
僕も今は、1日8時間くらい作業するのが当たり前になっています。
当たり前になると、つらいとも感じなくなるんですよね。
自責思考で受け止める
「残業が多くて時間がない」
「こんなにいい営業文を送ってるのに、相手の見る目がない」
人や環境のせいにすると、自分は傷つきません。
だから楽なんです。
でも、自分が何も変わらないので、状況も何も変わりません。
時間がないなら、朝早く起きる。昼休みに勉強する。
案件が取れないなら、営業文の書き方を調べる。自分で一度発注してみて、いいなと思った営業文を真似する。
解決策は、探せばいくらでもあります。
続けられる環境を自分で作る
意思の力だけで毎日続けられる人は、正直ほとんどいません。
なので、環境の力を借ります。
ひとつは、教材にお金を払うこと。
「払ったからにはやらなきゃ」という気持ちが働きますし、同じ目標の仲間がいるコミュニティにも入れます。
もうひとつは、目標を周りに宣言すること。
このとき「頑張ります」ではなく、何月何日までに何をするか、毎日何を報告するかまで決めて宣言すると、やらざるを得なくなります。
ステップ2:動画編集のスキルを身につける
ここが動画編集者のいちばんの核です。
スキルが足りないと、営業を頑張っても、やり取りを頑張っても、価値を届けられません。
道具の話を少しだけ。
パソコンはWindowsでもMacでも大丈夫です。
動画では、メモリは16GB以上、保存はSSDをおすすめしました(動画公開当時の目安です)。
ここをケチって後悔する人は、本当に多いです。
編集ソフトは、Adobe Premiere Proでいいと思います。
募集されている案件の多くがPremiere Pro前提だからです。
求められているのは「完コピ」できる力
じゃあ、動画編集に必要なスキルって何か。
派手なアニメーションやエフェクトを作る力、と思うかもしれません。
僕の答えは、クオリティの高い既存チャンネルを、完コピできる力です。
企業やインフルエンサーがYouTubeを始めるとき、ほとんどは既にあるチャンネルを参考にしています。
なので、お手本どおりに作れる人は、どんな案件にも対応できる。
カット、テロップ、画像挿入、BGMと効果音、アニメーション。
どれも「見ている人が最後まで気持ちよく見られるか」を最優先に考えて作ります。
中でも気をつけてほしいのが、音量のバランスです。
BGMが大きくて声が聞こえない。効果音でビクッとする。
どれだけいい話をしていても、それだけで見るのをやめたくなりますよね。
学び方は「教材」か「独学」
教材は、学ぶ順番がまとまっているので早いです。
独学は無料ですが、自分で調べて、手を動かして、つまずいたらまた調べる力が要ります。
独学なら、YouTubeのチュートリアル動画がおすすめです。
「Premiere Pro テロップ」のように、学びたいことを順番に検索していきます。
カットやテロップのような技術は、1つのやり方につき3本以上見ると、知識に厚みが出ます。
ステップ3:案件を取るためのポートフォリオを作る
ポートフォリオは、スキルを見せるためのもの。
そう思われがちですが、目的は案件を取ることです。
ビジネス系の案件に応募しているのに、送ったポートフォリオがVlogだったらどうでしょう。
発注者は、自分の動画がどう仕上がるのか想像できません。
なので、相手の案件のジャンルに合わせて作るのが基本です。
初心者には、まずビジネス系をおすすめしています。
エンタメ系ほど凝った編集を求められにくく、企業のチャンネルにも多いジャンルだからです。
ポートフォリオの作り方
- ビジネス系の質が高いチャンネルを10個探して、スプレッドシートにまとめる
- いいと思ったテロップや演出をスクショして、同じシートに貼る
- それを見ながら、自分の動画のデザインと演出を決める。色とフォントは少なめに
- 台本を書く。尺は1〜2分、文字数にして500〜1,000字くらい
- 身だしなみと光を整えて、台本を見ながらハキハキ撮る
- お手本と重ねて見比べ、違うところを1つ残らず直す
- YouTubeに限定公開でアップする
いちばん大事なのは、最後の「見比べて直す」ところです。
テロップの枠がお手本より少し小さい。
カットが数フレーム甘い。
「これでいいや」の小さな妥協が積もると、初心者っぽさが出てしまいます。
お手本の画面をPremiereに読み込み、不透明度を下げて重ねてみてください。
違和感が、驚くほど見えてきます。
ステップ4:ビビらずに営業する
初めての応募は、怖いですよね。
僕もそうでした。
ただ、ここまで自分で調べてポートフォリオを作ってきた人なら、分からないことは調べれば何とかなります。
目安として、案件の動画を見て7割くらいできそうなら応募していい。
5〜6割しかできなさそうなら、相手にも迷惑なので次に行きます。
最初の営業先は、クラウドワークスやランサーズ、ココナラ、Xの「#動画編集者募集」あたりが案件が多くて始めやすいです。
そこで出会った相手にしっかり価値を届ければ、次につながることもあります。
営業文で押さえる5つ
- 漢字のフルネームで名乗る
- 募集要項で聞かれていることに、全部答える。箇条書きで
- 募集へのお礼と、その案件を選んだ理由を書く
- 意味の区切りで改行し、1文を短くする
- 即レスと納期を、数字で約束する(〇分以内に返信、納期の1日前に納品など)
数字で約束したら、そこは絶対に守ってください。
そこは信頼そのものなので。
営業は、数件送って決まる世界ではありません。
動画では、1日10件を最低ラインにしてほしいと話しました。
数件で取れなくても、腐らないでほしいです。
ステップ5・6:相手に価値を届けて、繰り返す
案件が取れた。テスト案件をもらえた。
実はここまでは、全部準備です。
発注者には、まだ何も届けていません。
初心者が最初から届けられる価値は、実はスキルよりも「やり取り」だったりします。
初めての案件で守る5つ
- 即レス。発注者の頭に「あの件どうなった?」を残さない
- 指示書を、編集の前・途中・後に何度も読み返す
- 納期は守って0点。できれば前倒しで出す
- 進捗を自分から伝える。「進捗どうですか?」と聞かせたら、相手の時間を奪っている
- 結論から言う。「質問です」「共有です(返信不要)」と最初に書く
どれも当たり前のことです。
でも、この当たり前ができない人が本当に多いのを見てきました。
だからこそ、やるだけで選ばれる側に回れる気がします。
ただし、これはスキルがある前提の話です。
根っこに編集の力があって、その上でやり取りが気持ちいい。
この両方がそろって、初めて「また頼みたい」になります。
1件で目標に届かなければ、また営業して、また届ける。
最初のうちは、自分の手を動かす量で押し切る時期があっていいと思っています。
ディレクターのような働き方は、その先にあるものなので。
この記事の要点
- ステップは6つ。マインド→スキル→ポートフォリオ→営業→価値提供→繰り返し
- 行動の基準値は、昨日の自分より5分ずつ上げる
- 求められるスキルは、お手本を完コピできる力。音量バランスは特に丁寧に
- ポートフォリオは案件のジャンルに合わせ、お手本と重ねて見比べて直す
- 営業文は名乗り・要項・誠実さ・読みやすさ・数字での約束
- 案件では即レス・指示書・納期・進捗・結論ファースト
書いていて、自分にも刺さるところが多かったです。
当たり前のことを、当たり前に続ける。
僕自身も、そこを忘れないようにしたいなと。
途中でつまずいたときに、ブイプロの運営がどう伴走しているかは、ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますにまとめています。
この記事が、最初の一歩で止まっている人の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。
カズマル
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P.S. 7年前の疲弊する前に欲しかった…
