動画編集の仕事の種類20選|スキルより「入り口」で変わる案件の取り方と働き方
動画編集を勉強しているのに、なかなか仕事につながらない。
そんな人に向けて書いています。
先に言っておくと、
つまずいている原因は、編集スキルが足りないことじゃないケースがほとんどです。
入り口、つまり「どこで、誰に、どういう形で売るか」がずれている。
僕はそう見ています。
僕はXやYouTubeで動画編集の話を発信していて、動画編集スクールのブイプロも運営しています。
そうしていると「こういう形で仕事をしています」という事例が、ありがたいことに次々入ってきます。
上の動画では、その中から「これは真似しても再現できそうだな」と思ったものを20個紹介しました。
この記事では、それを仕事の種類・働き方ごとに整理しています。
入り口で決まる。発注する側も二極化している
1つ目は、あえて低単価の案件に飛び込むやり方です。
クラウドソーシングにある、1本2000円くらいの案件。
普通は「時間の無駄」と思って応募しないですよね。
実は僕の最初の案件もそれでした。
納品まで20時間くらいかかって、やっと出したと思ったら修正指示が30個くらい返ってくる。
それでも、あえて応募する人がいます。
理由は、発注する側にも2種類いるからです。
発注者の2つの層
- とにかく安く買いたい人。切り抜きや、広告収益が目的のチャンネルに多い。ここに入っても単価は上がりにくい
- 本当は高い単価で頼む予算も案件もある。でも、いきなり高単価で頼むのは怖いので、まず低単価でテスト発注している人
狙うのは、2つ目の層です。
企業の募集や、大手インフルエンサーの案件のように「後ろに大きな仕事がありそう」な募集を見つけたら、単価が低くても入って、その金額以上の価値を出す。
僕もそうでした。
その最初のお客さんとは、7年経った今も関係が続いています。
誰に届けるか。好きな相手と、出会える場所
ここからは、営業先や出会い方の違いで分けて紹介します。
営業先・出会い方で選ぶ8パターン
- 顔出しなしの大手解説系YouTube(ゆっくり実況やずんだもん系など)。投稿が途切れると困るので、回っているチャンネルは発注が続きやすい
- 好きなVTuberの切り抜き。ファンだから刺さる場面もサムネの選び方も分かる。広告収益の一部を受け取る形でやっている人もいる
- 推しのYouTuberに直接営業して、専属になる。概要欄のメールアドレスに、ファンとしてラブレターを送る
- InstagramのDM。発信者だけでなく、好きなお店やラーメン屋、ジムに「メニューを動画で紹介させてください」と送る
- 補助金に採択された企業のリスト。お金があって、やりたいことがある会社だけに提案できる
- 地元の商工会議所。地方ほど狭く深い付き合いがあり、目の前の編集者はあなただけ。価格競争が起きにくい
- オンラインサロンのオフ会。ネットの募集より競争が薄く、主催者とつながると紹介が続きやすい
- 登記したばかりの会社。採用も集客も認知もゼロからなので、動画のニーズが高まるタイミング
推しのYouTuberの話は、僕の周りでも何人も見てきました。
単価や条件で探して、誰にでも同じ文面を送る営業とは、愛の量が全然違うんですよね。
YouTuberの側も、自分のことが好きな人に編集を任せたい。
だからマッチする。
補助金の採択企業や、登記したての会社も考え方は同じです。
お金があるタイミング、動画が必要になるタイミングの会社だけを狙う。
どう働くか。責任と契約の形を選ぶ
次は、同じ編集でも「契約の形」や「誰の下で働くか」を変えるパターンです。
動画編集者って、なぜか1本いくらの単価にこだわる人が多い気がします。
でも単価にこだわると、結局お客さんの数を増やし続けないといけなくなる。
働き方で選ぶ5パターン
- 企業の業務委託の募集から、月額・フルリモートのスタッフになる
- 広告代理店の下に入って制作だけを担当する
- 動画ディレクターに営業して、編集に専念する
- テンプレ的な編集だけに絞って、短い作業時間の案件を数で回す
- 毎月の本数をパックにして、月額のサブスクで受ける
広告代理店の下で働く形は、うちのスクールでも一番すすめているパターンです。
スクールや独学で技術を身につけた人が、いきなり企業に直接営業する。
僕はここにリスクがあると思っています。
相手が動画に詳しくない場合、動画は編集以外にも考えることがたくさんあります。
編集スキルだけの状態でつながると、力不足でお客さんに迷惑をかけてしまうかもしれない。
間に企画や撮影のプロである代理店を挟めば、責任は代理店が持ってくれます。
慣れてきたら、そこから直接営業に切り替えればいい。
これが実は正しいステップなんじゃないかなと思っています。
ディレクターの下で働く形も、ピンハネのイメージがあるかもしれません。
ただ、ディレクターに「この人に抜けられたら困る」と思われる腕があれば、取り分の交渉もしやすくなります。
月額のサブスクは、明日ひとつ案件が消えても慌てなくていい形です。
そのぶん、パックとしてまとめて売る営業の力はいります。
何を作るか。単価が高く出やすいジャンル
ジャンルで選ぶなら、動画で取れる成果が大きい業種がねらい目です。
ジャンルで選ぶ4パターン
- 採用動画。再生数がいらない。リアルさが求められるので、スマホで撮った動画やオフィスツアーのリールでもいい。採用の時期ごとに仕事が出る
- ショート動画。ただし簡単な編集はAIに置き換わりつつあるので、クオリティの高いショートを作れる側に寄せる
- 工務店のルームツアー。外観、玄関、リビング、キッチン、水回り、寝室と型が決まっている。地域密着なので長いパートナーになりやすい
- エステや美容のビフォーアフター。客単価が高い商品なので動画の単価も出やすく、撮影から投稿まで量産しやすい
採用動画の話は、個人的にかなり推しています。
集客の動画なら再生数が目標になります。
でも採用動画は、見た人の中から1人応募があれば「作ってよかった」になる。
編集以外を売る。テンプレ販売と内製化支援
最後の2つは、編集そのものではなく、編集の技術を売る形です。
1つは、自作のテンプレートやプロジェクトファイル、効果音のパック、テロップのプリセットを販売するやり方。
SNSで自分を追いかけてくれる人がいる前提なので、マーケティングの力がいります。
ただ、最終的に強くなるのはこれだと思っています。
僕自身も、動画編集の代行を始めて、独学で失敗して、映像制作会社で下積みをして。
その様子を発信しながら、動画編集者向けのコンテンツやスクールを作って柱を増やしてきました。
このパターンに近いのかなと思います。
もう1つは、企業の内製化支援です。
クライアントの広報担当に、カットやテロップのやり方を教えて、自社で動画を作れるようにする研修。
要は、動画編集スクールの企業向けバージョンです。
教えたら終わりなので継続にはなりにくい。
でも、教えるのが得意な人には向いています。
この記事の要点
- 仕事につながらない原因は、スキルより「入り口」のずれであることが多い
- 発注者には「安く買いたい層」と「テスト発注している層」がいる。狙うのは後者
- 営業先・働き方・ジャンル・売り物の4つの軸で、自分に合う形を選ぶ
- どの形でも、土台になるのは確かな編集の技術
動画の最後でも話しましたが、
技術だけ学んで仕事になると思うなというのが、今回の結論です。
確かな技術と、自分に合った売り方。
この2つが噛み合ったときに、ようやく回り始めます。
知識はもう、AIに聞けば出てくる時代です。
差がつくのは、20個の中から1つ選んで、実際に動いたかどうか。
僕もまだ、新しいやり方を試し続けている途中です。
この中に「これならやれそう」と思える1つが見つかったら嬉しいです。
ブイプロで、こうした仕事の取り方をどう伴走しているかは、ブイプロの評判・口コミ|悪い評判にも運営が全部答えますにまとめています。
カズマル
自分に合う仕事の形が見えたら、その編集を速く・ミスなく回すためのAIの道具と講座を、無料のパックで配っています。
🎁特別なお知らせ🎁
僕は母の重い病気を救いたいと思い、動画編集を始めました。
編集の基礎スキルしかないまま現場に出て、運良く仕事が取れたものの、納期までに編集ができず、クライアントに迷惑をかけて疲弊しました。
クライアントにも迷惑をかけて、ブラックリスト入りしたこともあります。
僕と同じ経験をする人を減らして、現場で重宝される動画編集者を増やしたいと思い、現場で本当に役立つ発信を日々行なっています。
現場で重宝される動画編集者を増やすプロジェクトの一つとして、累計1600人が受け取った「AI×動画編集 全自動化パック」をプレゼントします。

このパックには5つの特典が付属しています!
特典①「動画編集フルオートメーション講座」
編集速度2倍・クオリティ3倍・単価5倍を実現する方法を体系的に解説した動画講座。AIを正しく使うための編集スキルからAI自動化の実務フローまで全部入り。
特典②「カット・テロップ自動化ツール」
作業時間80%削減。今カットとテロップに使っている時間の大半が消えます。その時間を演出やクオリティアップに回せたら納品物がどう変わるか、想像してみてください。
特典③「アニメーション自動生成AI」
Premiereのプリセットでは絶対に作れなかったレベルのテロップアニメーションが、プロンプトを打つだけで出てくる。
特典④「高品質図解自動生成AI」
プロンプト1行でプロのデザイナーが作ったような図解が出てくる。編集時間を1/5に。
特典⑤「デザイン生成プロンプト」
サムネ・テロップベース・右上テロップ、実際にクライアントワークで使っているプロンプトをそのまま渡します。
受け取り方法は、以下のリンクからLINE登録を行なうと、配布されます。
P.S. 7年前の疲弊する前に欲しかった…
