山田一真(カズマル)の経歴|動画編集500円から会社売却まで
動画編集の初報酬が500円だった、という話はSNSだと笑い話として消費されがちです。ただ僕、山田一真(やまだ かずま/通称・カズマル)の場合、その500円には正確な日付が残っています。2019年12月28日。パソコンが自宅に届いた日で、動画編集を始めた日でもあります。それから約6年後の2025年8月、僕が創業した株式会社ブイストは、東証グロース上場企業である株式会社エフ・コード(証券コード9211)のグループに参画しました。
この記事は、その間に起きたことを武勇伝としてではなく、各フェーズで何を判断したかの記録として整理したものです。金額の桁が上がった瞬間よりも、上がる前に何を捨てて、何を選び直したかに紙幅を割いています。数字はすべて僕が動画・SNS・公式発表で語ってきた公称値であり、一人の個人の実話であって、読者の方の成果を約束するものではありません。
この記事でわかること
- 2019年12月28日の初案件500円から、株式会社エフ・コードへの株式譲渡までの時系列(年表つき)
- 初月4.4万円・2ヶ月目44万円という初期の伸びが、何によって起きていたのか
- 僕が「詐欺丸」「金の奴隷」と呼んでいる失敗の時期と、そこで失ったもの
- 稼げていたのに新卒で就職した理由(遠回りに見える判断の中身)
- 「888の法則」で会社員と副業を並走させた時期の具体的な時間の使い方
- 最初に作ったのが動画編集スクールではなく営業スクールだった理由
- 福岡で法人化した理由と、上場企業グループへ入る判断の背景
- この7年間から一般化できること・できないことの線引き
先に結論:7年間を年表で見る
細部に入る前に全体の骨格を置きます。以下は僕が公開の場で語ってきた内容と2025年8月の公式発表をもとに並べたものです。開始からグループ参画までは約5年8ヶ月、現在までで7年目にあたります。年が特定できない出来事は順序だけを示しています。
| 時期 | 出来事 | そのとき下した判断 |
|---|---|---|
| 2019年12月28日 | パソコンが届き、動画編集を開始。初案件の請求書は500円 | 「怪しい広告」の中身を切り分け、手元にあるゲーム用の高スペックPCを資産として使う |
| 開始1ヶ月目 | 4.4万円 | 2,000円前後の安価な教材を買い漁って独学。無料でも実制作の機会を取りにいく |
| 開始2ヶ月目 | 44万円 | 競合が弱い市場で、量で押す |
| 2020年前後 | 外注へ丸投げした横流しで月70万円に到達後、発覚して定期50万円超の発注が消滅 | 短期の利益を優先し、品質管理を放棄(本人が「詐欺丸」と呼ぶ時期) |
| 大学卒業後 | 渋谷のYouTubeマーケティング企業・株式会社エビリーに新卒入社 | 独立せず、「営業部署に入れてほしい」と希望して就職 |
| 会社員時代 | 「888の法則」を1年以上継続。副業月収は100万円、やがて200万円台へ | 副業も本業も辞めない。両方から取れるものを取り切る |
| 入社4ヶ月後 | スクール事業を開始。ただし最初に作ったのは動画編集スクールではなく営業スクール | 「編集スクールは山ほどある」→空いている領域を選ぶ |
| 2022年 | 株式会社ブイストを設立(拠点は福岡) | 東京ではなく福岡。「0→1ではなく1→10のスクールを作る」 |
| 2023年7月 | 月商1,000万円 | 正社員を置かず、豪華なオフィスも持たない構造を維持 |
| 創業3期目 | 年商2億円、のちに年商3億円規模へ | 「実益重視」から「日本一愛のあるスクール」へ路線転換 |
| 2025年8月12日 | 株式会社エフ・コード(証券コード9211)グループへの参画を公表 | 「上場企業の信頼」を事業モデルに組み込む |
| 現在 | 福岡を拠点に、動画編集スクール ブイプロの運営を継続 | 売却後も自らが現役講師として関わり続ける |
2019年12月28日、請求書に「500円」と書いた日
きっかけは、正直に言うと「死ぬほどうさん臭い広告」でした。「スマホ1つで南の島でバカンスしながら収入が得られる」という類のもので、広告そのものは疑ってかかりました。ただ、そこで思考を止めなかった。広告の胡散臭さと、動画編集という仕事の堅実さを分けて考えた。これが最初の判断です。
もうひとつ効いたのが機材です。大学時代にゲームへ大量の時間を注ぎ込んでいたので、手元には高スペックのパソコンがありました。動画編集の最初の障壁である初期投資を、すでに払い終わっていたわけです。この偶然については、いまでも「運と時代の波で下駄を履かせてもらっている」と言っています。
初期の学習方法は、体系的とは言えないものでした。2,000円前後の安い教材を数多く買い込む独学。サークルに所属していないのに友人のサークル動画を無料で編集して、「すごい」と言われて承認欲求が満たされて終わる。当時の自分を一言でまとめるなら、「動画がただできる人。他は何もない動画の人」です。この自己評価が、後の「スキルは商品、営業は流通」という考え方につながりました。
そして初案件の請求書が500円でした。金額そのものより大事なのは、始めた2日後には仕事を受けているという速度のほうです。学習を完成させてから市場に出るのではなく、未完成のまま出て、市場から学習内容を決めていく。順序の判断が、ここで一度目の分岐になっています。
この初案件そのものの詳細は、初案件が500円だった話で別途まとめています。
そこから公称している数字は、初月4.4万円、2ヶ月目44万円です(動画によっては初月5万円と語っていることもありますが、「初月数万円→2ヶ月目44万円」という形は一貫しています)。10倍の伸びは劇的に見えますが、これを実力の証明として語るつもりはありません。使うのは「競合が弱かった時代」という言葉です。大学受験でランクを下げて主席入学した経験から生まれた「戦えないところでは戦わない。低いところのトップを狙う」という発想が、市場選びにそのまま出た、という整理になります。
ただし、この認識には副作用がありました。「自分の実力で伸びた」と誤認しなかった代わりに、「実力がなくても伸びる市場なら、実力は後回しでいい」という判断へ滑っていったんです。いま伸びている人にも聞きたいのですが、その伸びは自分の実力ですか、それとも市場ですか。
月70万円の崩壊 — 僕が「詐欺丸」と呼んでいる時期
急成長の裏側で起きたことは、いろいろな場所で繰り返し話してきました。要約すると、実力を盛って高単価の仕事を取り、自分では編集せず、SNSで集めた編集者に丸投げし、上がってきた動画をチェックせずにそのままクライアントへ渡すというやり方です。2万円で受けた仕事を5,000円で流す。これで何もしなくても月70万円が入っていました。
崩壊は突然でした。横流しがクライアントに発覚して、「あなたが間にいる意味がないので、直接編集者とやり取りさせてください」と告げられ、定期50万円超の発注がすべて消えます。ただ、本当に堪えたのは金額のほうではありません。目先の利益のために編集者を買い叩き、お客様のことを考えず私腹を肥やしていた自分に、ここでやっと気づいた。こっちのほうがきつかったです。
同じ時期、実務でも事故を重ねています。現場水準に達しないまま営業だけで受注して怒られ続け、納期の途中で「降ります」と投げ、単価2,000円の案件に20時間かけた末に辛くなって飛びました。多分ブラックリストに入っていたと思います。いま受講生に「飛ぶな」「修正1個でもアウト」と強めに言うのは、自分がやらかした側だったからです。
この時期から持ち帰った結論は3つです。
| 誤った判断 | そこから引き出した結論 |
|---|---|
| 実力を盛って受注し、品質管理をせずに横流しした | 「こんなひどい手法でも月70万円が入るくらい、動画編集という市場は熱い」(市場の大きさの証明として受け取る) |
| 編集者を買い叩き、原価だけを見て発注した | 「実力さえあれば戻ってこられる」(信用は失えるが、実力は資産として残る) |
| トレンドの追い風を自分の実力と混同した | 「僕が儲かっていたのはトレンドに乗っていただけ。自力をつけたくて企業に入った」 |
3つ目が、次の判断に直結します。
稼げていたのに就職した — 遠回りという判断
この時点で、副業としての動画編集は十分に稼げていました。普通なら独立の選択肢が出るところですが、僕が選んだのは新卒で就職することでした。しかも入社先は渋谷のYouTubeマーケティング企業・株式会社エビリー。面接では人事に「絶対に営業部署に入れてください」と頼み込んでいます。
理由ははっきりしていました。当時SNS上に落ちていた情報は「クラウドソーシングで案件を獲得する営業文テンプレート」の域を出ていなくて、企業に対して動画編集という商品を売る方法が、どこにも書かれていなかったんです。それを知るために、新人の顔をして営業を習いに行きました。
実践量は相当なものでした。テレアポは1日100件。メール営業は1日6,000通(誤字のまま6,000社に送って怒られたこともあります)。先輩の商談に同席し続けて、自分でも大手企業への提案を重ねる。毎日成長も実感できましたし、遠回りしてよかったと思っています。
この判断を、当時の選択肢と並べると次のようになります。
| 比較項目 | すぐ独立していた場合 | 実際に選んだ「新卒で就職」 |
|---|---|---|
| 短期の収入 | 副業収入がそのまま本業収入になる | 給与+副業収入。時間的な制約は増える |
| 手に入る情報 | SNS上の断片的な営業テンプレート | 企業に映像を売る現場の商談・提案の実物 |
| 使える肩書き | フリーランスの個人 | 新卒カード(一度しか切れない)を、営業の学習に交換 |
| 取りに行ったもの | 目先の自由度 | 「トレンドが終わっても残る自力」 |
独立のタイミングをどう考えるかについては、動画編集で独立するときの判断軸でも整理しています。
888の法則 — 会社員のまま副業を伸ばした2年
就職後の働き方が、いわゆる「888の法則」です。本業8時間+副業8時間+睡眠8時間。これを1年以上続けて、往復2時間の通勤時間も副業に充てていました。
運用も具体的です。昼休憩の1時間をカレンダーに「休憩」と入れておき、その時間にコワーキングからZoom商談を行う。就業後に案件の詳細を編集者へ投げる。自分は営業に集中し、制作はチームで回すという型が、ここで完成しました。横流し時代と同じ構造に見えますが、決定的に違うのは品質管理が入っていることです。
| 時間帯 | やっていたこと | その配置の意図 |
|---|---|---|
| 通勤(往復2時間) | 副業の作業・情報収集 | 可処分時間の空白を埋める |
| 就業時間(8時間) | 本業の営業(テレアポ・メール営業・商談同席) | 給与をもらいながら営業を学習する |
| 昼休憩(1時間) | コワーキングからZoom商談 | 商談は日中しか組めないため、ここに寄せる |
| 就業後(8時間) | 案件の指示出し・制作管理・発信 | 自分の手を動かす時間を最小化する |
| 睡眠(8時間) | 削らない | 継続可能性を優先する |
この期間に副業月収は100万円を超え、やがて200万円台に達します。会社員時代の副業(SNS発信から動画編集スクールへの集客を含む)は、約2年で個人事業売上が1億円弱に達したと公表しています。ただ、会社に残り続けた理由は収入だけではありません。会社が好きで、趣味みたいに働いていました。お金のためではなく、経験・知識・人脈・文化に共感して、というのが当時の言い方です。
最初に作ったのは、動画編集スクールではなかった
Xで「高単価が取れた」と発信を続けていたら、「スクールがあったら入りたい」という声が集まるようになりました。でも当初は断っていました。理由は「動画編集スクールはもう山ほどあったから」。市場が飽和していると判断していたわけです。
方針が変わったのは、市場の構造が見えたからでした。発注者は「優秀な編集者がいない」と困り、編集者は低単価で疲弊し、スクールだけが儲かっている。この三者を並べて「これあかんな」と思ったのが着手の理由です。
そして入社4ヶ月後に始めたのは、動画編集スクールではなく営業スクールでした。理由は一貫しています。動画編集スクールは既に山ほどあった。仕事の取り方を教えるほうが空いていた。大学受験のときと同じ「低いところのトップを狙う」判断が、ここでも働いています。
設立趣旨として繰り返し言ってきたのが「0→1のスクールはたくさんあるから、1→10のスクールを作ろう」というフレーズです。教え方の思想も同じ比喩で説明できます。「ほとんどのスクールは自動車学校の敷地内で免許を取らせる。うちは路上で運転技術を身につけてから免許」。いまの動画編集スクール ブイプロにある模擬案件は、この「路上教習」という考え方の実装です。カリキュラムの構成はブイプロのカリキュラムで公開しています。
2022年、福岡で法人化 — 「引き算」と、その後の路線変更
2022年、株式会社ブイストを設立します。拠点は東京ではなく福岡にしました。理由は、情報と人脈のノイズを断つ「引き算」です。東京にいると協業の話・会食・イベントで時間が溶ける。福岡なら仕事と向き合える。あわせて「東京の経営者ばかりだから、ずらしたい」という気持ちもありました。ここでも多数派の逆を取っています。
会社の理念は「大人の底値を上げる」。原点は新卒時代の満員電車です。埼玉から渋谷へ通う電車で、目を輝かせていない大人、仕事を苦痛とする大人を毎日見てカルチャーショックを受けました。あの人たちは「自分の値段を低く見積もらされている状態」だと思っています。リスキリングによって大人の稼ぐ力の”床”を上げる、という理念はここから来ています。
ただし法人化してからも、順風満帆だったわけではありません。開業初期の失敗は、いま振り返っても最悪です。「スクールを売って儲けることに精一杯で、もう詐欺ですよね。この人はうまくいかないなと思いながら売りつけてた、金の奴隷でした」。バズ狙いの投稿で「簡単に稼げる」という誤認を生んだまま入会させ、「お金を払ったけど何をしたらいいですか」というメッセージが届く。こちらから返金を申し出た顧客も出ました。
この反省は、いまの審査制に形を変えて残っています。成果が出ないと思った人には、値段も支払い方法も伝えない。売らないほうがお互いのためです。売上を取りにいかない判断を、個人の良心ではなく仕組みとして固定した形になります。
もうひとつが「実益重視」から「日本一愛のあるスクール」への路線転換です。動機は情緒ではなく構造的なものでした。オンライン講義+コンシェルジュを踏み台に成果を上げてね、というカリキュラムは、やる人はやるけれど、やらない人は全くやらない。やらなくなった層・時間がかかる層を上げる答えを考えたら、臭いんですけど、愛だなと。この転換に伴って、進捗が滞っている受講生にはリマインドを送り、返事がなければ電話までかける運用に変えました。
経営広報の面でも、少し変わった判断をしています。実績・カリキュラム・料金構造をまとめた「ファクトブック」を自分で公開して、価格を抑えられている理由(豪華なオフィスを持たない、正社員を置かない、広告費をSNS発信で代替する)まで種明かしする。動機は明快です。見るからに若くて怪しい僕を、信頼してほしいとお願いしてもダメだから、事実をめちゃくちゃまとめてきた。それだけです。
2025年8月、エフ・コードグループへ
2025年8月12日、株式会社ブイストは株式会社エフ・コード(証券コード9211)のグループに参画することを公表しました。公式の報告では「2022年の創業以来、#ブイプロ というサービスを通じ、数百名の動画編集フリーランスを養成してきました」と、創業からの位置づけを添えています。
売る判断の理由は、出口戦略や資産形成ではなくサービスの信頼性でした。もっとブイプロをたくさんの人に信頼を持って提供するために、上場企業の力を借りる。動画編集スクールは運営者個人への信頼に依存しやすく、若い経営者が一人で背負うには限界があります。その構造的な弱点を、第三者の信用で補うという判断です。
もうひとつ、僕が「天狗論」と呼んでいる自己認識も効いています。社長という立場、若さ、資産という「天狗になるチャンスばかり」の環境にいる自覚があるので、常に自分は天狗だという前提で自分を監視する。そのメタ認知が働いて「自分はまだダメだ」と思えたからこそ、グループ入りを決断できたんだと思っています。
| 観点 | グループ参画で変わったこと | 変えなかったこと |
|---|---|---|
| 信用 | 上場企業グループという第三者の信用が加わった | ファクトブックによる自主開示は継続 |
| 拠点 | — | 福岡拠点のまま |
| 組織 | 親会社のガバナンス下に入る | 正社員を置かず、在宅の業務委託パートナー中心の構造 |
| 本人の役割 | 上場企業の連結子会社の経営という立場になった | 代表自身が現役講師としてZoomセミナー・グループコンサルに登壇 |
| コスト構造 | — | 豪華なオフィスを持たず、貸し会議室とコワーキングで運営 |
なお、譲渡金額については本記事では扱いません。公表資料と僕の発言とで表現に幅があるため、正確を期す観点から数字の記載を避けています。関心のある方は、株式会社エフ・コードの適時開示など一次資料をご確認ください。
7年間の意思決定を1枚にまとめる
ここまでの流れを「何を判断したか」の軸だけで並べ直します。金額の推移よりも、この列のほうが7年間の実体に近いはずです。
| フェーズ | 判断 | 捨てたもの |
|---|---|---|
| 開始(2019年12月) | 学習を完成させる前に市場へ出る | 準備が整うまで待つ安心感 |
| 初期の急伸 | 伸びの原因を「自分の実力」ではなく「弱い市場」と診断する | 成功体験に酔う気持ちよさ |
| 横流し時代 | (判断ミス)短期の利益を優先し、品質管理を放棄した | クライアントと編集者からの信用 |
| 崩壊後 | 独立せず、新卒カードを営業の学習に交換する | すぐ自由になれる選択肢 |
| 会社員期 | 本業も副業も辞めず、両方から取り切る | 1日8時間分の可処分時間 |
| スクール立ち上げ | 飽和した編集スクールではなく、空いていた営業スクールから始める | 需要が見えていた領域の即効性 |
| 法人化(2022年) | 東京ではなく福岡を選ぶ | 都心の人脈と情報密度 |
| 初期スクール運営 | 売れる相手に売らない審査制へ切り替え、路線を「愛のあるスクール」へ構造ごと変える | 取れたはずの売上と、「日本一有名なスクールになる」という目標 |
| 2025年8月 | 上場企業グループに入り、信用を事業モデルに組み込む | 100%自分の会社であるという立場 |
この7年間から一般化できること、できないこと
最後に、線引きをしておきます。この記事は一人の個人の経歴の記録であって、同じ手順を踏めば同じ結果になることを示すものではありません。僕自身、伸びた理由の相当部分は市場環境とタイミングだと思っています。「運と時代の波で下駄を履かせてもらっている」というのは、謙遜ではなく事実認識として繰り返している言葉です。
その前提で、この記録から取り出せるのは「結果」ではなく「判断の型」のほうだと考えています。
- 市場の強弱を診断してから、自分の位置を決める。強い相手のいる場所を避ける判断が、大学受験から動画編集市場、スクールの領域選定まで一貫している
- 伸びた理由を実力に帰さない。この診断を怠った時期に、実力を後回しにする判断が生まれている
- 短期の利益と長期の信用がぶつかったときに、どちらを取るか事前に決めておく。横流し時代の損失は金額ではなく信用だった
- 遠回りの価値を、手に入る情報の質で測る。就職という選択は収入面では非効率でも、情報面では合理的だった
一方で、一般化できないことも書いておきます。2019年から2020年にかけての動画編集市場の競合状況は、現在とは違います。いまは下位の単価が下がり続け、上位層の単価は上がるという二極化が起きていて、初月から2ヶ月目で10倍という伸び方が今も同じ条件で起きるとは思っていません。年月・金額・所要期間のいずれも、読者の方に同じ結果が生じることを示唆するものではありません。
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よくある質問
初案件が500円というのは本当ですか
本当です。動画編集を始めたのは2019年12月28日で、これはパソコンが届いた日でもあります。初案件の請求書が500円だったこと、開始2日後には最初の案件を獲得した旨のSNS投稿も、当時の記録として残っています。
なぜ稼げていたのに新卒で就職したのですか
「企業に対して動画編集を売る方法」を学ぶためです。当時SNS上にあった情報はクラウドソーシング向けの営業文テンプレートが中心で、法人営業の実際が分からなかった。そこで新卒カードを使って渋谷のYouTubeマーケティング企業に入り、営業部署を希望しました。テレアポ1日100件、メール営業1日6,000通という実践量になります。
株式会社ブイストはいくらで売却されたのですか
本記事では譲渡金額を記載していません。株式会社エフ・コード(証券コード9211)のグループに参画した事実は2025年8月に公表されていますが、金額については情報源によって表現に幅があるため、正確を期して記載を控えています。条件を確認したい場合は、株式会社エフ・コードの適時開示など一次資料をご参照ください。
売却後も山田一真さんはブイプロに関わっているのですか
関わっています。グループ参画後も福岡を拠点に、動画編集スクール ブイプロの運営を継続しています。僕自身が現役講師として、Zoomセミナーやグループコンサル、オフラインの勉強会に登壇する体制が続いています。
ブイプロはどんな動画編集スクールですか
株式会社ブイストが運営するオンラインの動画編集スクールです。「0→1のスクールはたくさんあるから、1→10のスクールを作る」という趣旨で設計し、現場の理不尽まで安全に体験させる模擬案件(僕の言葉で「路上教習」)が特徴です。運営は正社員を置かず、在宅の業務委託パートナーが中心。実績・カリキュラム・料金構造をまとめたファクトブックを自主的に公開しています。
同じように短期間で会社を売却することはできますか
この記事は再現手順ではありません。僕自身、伸びた要因の相当部分は当時の市場環境とタイミングだと思っています。動画編集市場の競合状況は当時と現在で異なり、成果には個人差があります。参考にできるのは結果の数字ではなく、各フェーズでどう判断したかという考え方の部分だと捉えてください。
「自分はいまどのフェーズにいるのか」を整理したい方へ。動画編集スクール ブイプロでは、公式LINEで学習ロードマップと現場基準の情報を配信しています。
免責事項
本記事は、株式会社ブイスト創業者・山田一真(カズマル)が公開の場で語ってきた内容および2025年8月に公表された事実をもとに構成した、個人の経歴の記録です。記載した金額・期間・実績は公表時点の数値であり、将来にわたる同水準の結果を保証するものではありません。本記事は、読者の方が同様の収入・成果・期間を得られることを示すものではなく、いかなる成果も保証・約束するものではありません。動画編集の学習成果や収入は、個人のスキル・稼働時間・営業活動・市場環境などにより大きく異なります。株式譲渡に関する条件の詳細は、株式会社エフ・コードの適時開示等の一次資料をご確認ください。
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サムネ・テロップベース・右上テロップ、実際にクライアントワークで使っているプロンプトをそのまま渡します。
受け取り方法は、以下のリンクからLINE登録を行なうと、配布されます。
P.S. 7年前の疲弊する前に欲しかった…
