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動画編集は稼げない・やめとけは本当?実データ555件で検証

公開日: 2026年8月31日 最終更新: 2026年9月12日 執筆: 山田一真(カズマル)|株式会社ブイスト代表
「やめとけ」は本当か。 実データ555件で検証

はじめまして。この記事を書いた人です

山田一真(カズマル)動画編集スクール「ブイプロ」代表/株式会社ブイスト

  • 2019年12月、報酬500円の動画編集案件から個人で仕事を始める
  • 個人受注から法人・代理店の案件へ広げ、2022年に株式会社ブイストを設立
  • 2025年8月、同社の株式を株式会社エフ・コード(東証グロース・9211)へ譲渡。現在も福岡を拠点に運営を継続
  • 受講生から寄せられた成果報告 延べ555件・実人数380名を自社で集計し、内容を公開している

この記事を書ける理由:この記事の数字は、受講生の成果報告555件と悩みの声469件を僕が自分で分類・集計した一次データです。スクール運営者にとって都合の悪い分布も、加工せずそのまま出しています。

「動画編集は稼げない」「やめとけ」。そう検索してここにたどり着いた方に、先に結論を言います。稼げないと言われるのには構造的な理由があって、それは半分事実です。一方で、時間をかけて単価を上げていった報告も確かにあります。動画編集スクールを運営している側ですが、都合の悪い数字も隠さずに出します。

この記事でわかること

  • 「やめとけ」の主張のうち、どこが事実でどこが言い過ぎか(主張別の検証表)
  • 受講生の成果報告555件(実人数380名)の単価分布と、成果までにかかった期間
  • 案件が実際にどこ経由で取れているか(回答219件の獲得経路)
  • 稼げないと感じる人が本当に詰まっている場所——悩み469件の全13分類と抜け方
  • 単価が下がる構造(商流・マージン)と、単価を上げた人に共通していた行動
  • AI・参入時期・年齢についての回答(よくある質問6問)

※数値はすべて当社受講生の自己申告アンケートに基づく実測値です。成果を保証するものではなく、判断できるよう分布のまま公開します。

結論:「稼げない」は、市場の下半分を見れば事実

よく見る「やめとけ」の主張を、実データと突き合わせました。

よくある主張 事実か 根拠となるデータ・構造
単価がどんどん下がっている 事実 単価の報告263件のうち1万円未満が103件(39%)。3万円未満で75%
参入者が多すぎて椅子が足りない 事実 クラウドソーシングで「動画編集」を検索すると10万人以上。獲得経路の最多もクラウドワークス(76件)で、最も混雑した売り場に集中している
AIに仕事を奪われる 一部事実 文字起こし・無音カット等は自動化が進行中。ただし悩み469件のうちAI・将来への不安は10件(2%)
誰でもすぐ・楽に稼げる 事実ではない 期間の回答340件のうち3ヶ月以内は23%。半年より長くかかった人が53%
オワコンで、上も下もない 事実ではない 単価3万円以上が63件(24%)、10万円以上も16件(約6%)
年齢的にもう遅い そうとは言えない 報告者は30代187名・40代133名・20代101名・50代83名・60代35名

つまり「動画編集は稼げない」は、市場の下半分を見れば事実、上半分を見れば事実ではない。ここから根拠を全部開示します。

「動画編集はやめとけ」と言われる3つの理由

まず、ネガティブな声の裏にある事実から整理します。

理由1:供給過多で単価が下がった

2019年ごろ、副業ブームと一緒に動画編集者が一気に増えました。当時は簡単な編集でも1本1万円以上の案件があった時期があります。そこにスクールが増えて参入者が激増した。限られた案件の椅子を大勢で取り合えばどうなるか。同じレベル・同じようなポートフォリオの編集者が並べば、発注者は安いほうを選びます。この安売り競争の結果、1本数百円という案件まで生まれました。

僕(山田一真/カズマル)は、この状態を「金太郎飴」と呼んでいます。同じラーメン屋が店名だけ変えて10軒並べば、客は安い店に入るじゃないですか。多くのスクールが「カット・テロップができる初級者」までしか育てないので、似た技術と似たポートフォリオの人が市場に大量に並びました。

理由2:AIが単純作業を代替し始めた

文字起こし、無音カット、テロップ入れ。このあたりはAIツールでかなり自動化できるようになりました。「言われたことをやるだけ」の単純作業は、真っ先に値段が下がる領域です。この流れは止まらないと考えたほうがいい。

理由3:求められるクオリティが上がり、単価が二極化した

視聴者が普段目にする動画の水準は年々上がっていて、初級レベルでは差がつかなくなりました。そこにスクール増加で初心者全体のクオリティも底上げされている。自分で歯磨きできる人に歯磨き代行は売れないんですよね。誰でもできることになった作業に、値段はつきません。結果、単純作業の単価は下がり続け、デザイン力・提案力を持った編集者の単価は上がる。二極化です。

単価が下がるもう一つの構造——商流とマージン

語られにくいのに、単価への影響が一番大きいのが商流です。動画の仕事は、だいたいこの順に流れてきます。

  1. 広告主
  2. 広告代理店
  3. 映像制作会社
  4. フリーランスのディレクター
  5. 2次・3次の外注
  6. 作業者(ここに多くの編集者がいる)

上流で3万円だった案件は各層でマージンが抜かれ、指示書が完成しレールが敷かれた状態で、あなたに5,000円で届きます。ここで大事なのは、そのマージンの正体が「指示書の作成費」と「営業代行費」だということ。裏返せば、指示書を自分で作って自分で営業すれば、その2つは自分の取り分になります。

だから当社では「単価が安い」という相談に、まず「あなたは商流のどこにいますか」と聞きます。同じ技術・同じ作業時間でも、立つ場所が違えば単価は変わるからです。具体的な引き上げ方は動画編集の単価を上げる方法の解説記事にまとめています。

実データ公開:受講生の成果報告555件の単価と期間

始めた人は実際いくらで、どのくらいの期間がかかっているのか。ブイプロ受講生の成果報告(延べ555件・実人数380名の自己申告アンケート)から、加工せずに示します。都合の良い層だけを抜き出してはいません。

案件単価の分布(単価の記入があった263件・外れ値除外)

単価帯 件数 割合 累積
1万円未満 103件 39% 39%
1〜3万円 97件 37% 75%
3〜5万円 28件 11% 85%
5〜10万円 19件 7% 92%
10〜30万円 11件 4% 96%
30万円以上 5件 2% 100%

報告の75%は3万円未満です。「すぐに高単価」という世界ではありません。一方で3万円以上も63件(24%)、10万円超も16件(約6%)。低単価層が厚く、上に行くほど細くなる二極化が、当社のデータにもそのまま出ています。

読み方で大事なのは「平均」を出さないこと。上位数件を混ぜれば平均は跳ね上がりますが、大多数の実感とはかけ離れます。あなたが最初に立つのは、ほぼ上から2つ目までの層です。

初案件・成果までにかかった期間(回答340件)

成果までの期間 割合 累積
3ヶ月以内 23% 22%
4〜6ヶ月 24% 45%
7〜12ヶ月 29% 74%
1年超 24% 100%

最多は7〜12ヶ月で、半数以上が半年より長くかかっています。「3ヶ月で人生が変わる」みたいな宣伝を見かけますが、実データはそこまで甘くない。この前提を知らずに始めると、3ヶ月目で「話が違う」と感じて辞めてしまう。逆に「半年〜1年かかるのが普通」と最初に握るだけで、脱落理由が1つ消えます。詳しい調査結果は動画編集者の実態調査記事にあります。

報告者の年齢と、扱っている案件の種類

年齢構成は30代187名、40代133名、20代101名、50代83名、60代35名。20代中心の世界ではありません。案件の種類(485件・複数回答)はYouTube長尺動画287件、ショート181件、リール129件、TikTok103件、広告動画77件、企業PR動画48件、セミナー動画45件。大半はYouTube周辺で、単価の高い広告・企業PR領域まで届いている人は少数です。この偏りも、単価分布が下に厚い理由の一つ。

案件はどこから来ているのか——獲得経路219件

単価と同じくらい大事なのが「どこで戦っているか」です。獲得経路の回答219件(複数回答)の内訳を出します。

獲得経路 件数
クラウドワークス 76件
知人・友人からの紹介 56件
その他のコミュニティ(交流会・ディレクター繋がり等) 49件
X(Twitter)の募集投稿・DM営業 26件
スクール内のコミュニティ・案件募集 24件
ランサーズ 18件
企業へのメール営業 12件
Indeed・Wantedlyなどの求人媒体 9件

※複数回答のため、合計は回答件数を上回ります。

わかることは2つあります。公募型(94件)と人経由の紹介・コミュニティ(105件)がほぼ同規模で、「案件は募集に応募して取るもの」という前提は半分しか正しくないこと。そして企業へのメール営業が12件と極端に少ないこと。上流に直接アプローチする経路は、最も空いているのに最も使われていません。

「稼げない」と感じる本当の壁——悩み469件の全内訳

受講生から集めた悩み・つまずきの声469件を分類したら、正直、意外な結果でした。

悩みの分類 件数 割合
スキル習得の難しさ 82件 17%
自信がない・自己肯定感の低さ 80件 17%
進捗の停滞・挫折しかけ 79件 17%
収入・単価への不安 43件 9%
時間がない・本業や家庭との両立 41件 9%
案件獲得・営業への不安 40件 9%
スクールへの不満・要望 30件 6%
孤独・モチベーション維持の難しさ 19件 4%
体調・健康問題 17件 4%
クライアント対応・実務の悩み 17件 4%
AI時代・業界の将来への不安 10件 2%
年齢への不安 7件 1%
その他(やりがい・進路の迷い等) 4件 1%

「収入・単価への不安」は4番目でした。それより上にスキル習得・自信・停滞という「続ける段階」の悩みが3つ並び、合計241件(全体の51%)を占めます。多くの人は「稼げない市場に負けた」のではなく、単価を語れる段階に届く前に手が止まっている。「スクールへの不満・要望」30件を隠していないのもわざとで、当社の改善課題として受け止めています。そして最も声の大きい2論点——AI(10件)と年齢(7件)——は、現場では下位でした。「オワコンかどうか」を心配する前に越えるべき壁が、もっと手前にあります

悩みグループ別・その正体と抜け方

件数の多い順に、実際の声を引きながら「悩みの正体」と「最初の一手」を書きます。あなたが今止まっているのは、どこでしょうか。

1位:スキル習得の難しさ(82件)

「なんとなくカッコいい編集を作ろうとして迷走していました」「一つの課題を終えるのにとにかく時間がかかっていました」。これを才能や器用さの問題だと解釈すると、出口がなくなります。声をよく読むと、多くは手が遅いのではなくゴール像が決まっていない。「なんとなくカッコいい」は、判断基準がないという意味です。抜け方は、お手本を1本決めて完全に真似ること。フォントの太さ、境界線、色味、テロップが出るタイミングまで寄せる。僕も駆け出しのころは参考動画を40〜50回は見て、スクショまで撮って合わせていました。「それっぽいコピー」で止めると、一番痛い「ちょっと違うもの」になります。

2位:自信がない・自己肯定感の低さ(80件)

「自分の理解力の無さに泣きたくなります」「こんなこと聞いたらバカにされないかと思って」「この金額では依頼してもらえないかもしれないと考えてしまっていた」。技術の悩みとほぼ同数です。僕はこれを「実力とセルフイメージのズレ」だと説明しています。多くの人は実力より自己評価が低く、その状態では応募ボタンを押せないし、単価も言い出せない。提示できない金額は、存在しない金額と同じです。効くのは他人との比較ではなく、昨日の自分との比較。行動記録を残して「先週できなかったことが今日できた」を見えるようにする。踏み出せるかは、この積み上げで決まります。

3位:進捗の停滞・挫折しかけ(79件)

「なかなか課題提出ができず、投げ出したくなります」「学習スケジュールからずれてしまいましたが」「過去二度、他社スクールを無駄にして、ラストチャンスで飛び込みました」。停滞は誰にでも起きます。問題はそこで「自分は向いていない」と解釈してしまうことです。当社が使うのは「ドミノ理論」。遠いドミノを1枚置いても、手前が空いていれば倒れません。ToDoは「今日これをやる」サイズまで割り直して、必ず「いつやるか」を書く。停滞している人のToDoは、たいてい「営業を頑張る」みたいな大きすぎる1枚だけです。

4位:収入・単価への不安(43件)

「長尺8,000円固定の私は頑張るしかない」「月5万円ぐらいで停滞していて、どうすればいいのか本当に悩んでいました」「時給に直すと220円ほど」。注意したいのは、多くが「仕事がない」ではなく「仕事はあるが単価が低い」だということ。ここを作業量で解決しようとすると、時給が下がりながら売上だけ増える、一番消耗する形になります。「単価が低かったのでめちゃくちゃ働いて、疲弊して体調を崩しました」という声もありました。単価は技術だけでは動きません。商流のどこにいるか、指示書を誰が書いているか、営業を誰がやっているか。動かすべきはそこです。

5位:時間がない・本業や家庭との両立(41件)

「本業後に毎日深夜まで3〜4時間編集していて、かなり疲弊していました」「育児家事・仕事との両立で大変なこともあった」。正体は意志の弱さではなく、設計がないことです。「やる気が出たらやる」は、感情という一番あてにならない変数に成果を預けること。時間と場所を先に固定して、家でできないなら「出る」ところだけを習慣にする。毎日100点を狙うのではなく、0点の日を作らない。長期戦になるデータが出ている以上、継続性のほうが効きます。

6位:案件獲得・営業への不安(40件)

「自分の技術力でこの案件に応募していいのかと尻込みしていた」「参考動画を見て『自分には無理だ』が先に出て、応募までいかなかった」。僕はこの恐怖を「適切な恐怖」と呼んでいます。今のままなら想像できる明日が来るから怖くない。動こうとすると何が起きるか分からないから怖い。恐怖が出ているのは、現状の壁を破ろうとしている証拠です。処方は現実的で、いきなりフルアクセルにせず1日4件から始める。もう1つ、営業を避けることには「営業サボり代」という見えないコストがあります。営業せずに仕事が来る状態は、誰かが営業した分を単価から引かれている状態です。

7位以下:孤独・体調・クライアント対応・年齢

孤独(19件)——「ひとりで悩んでいた事が時間の無駄でした」「ネットで嘘かホントか分からない情報に踊らされて無駄な時間を過ごしました」。独学が難しいのは根性の問題ではなく、情報源も手順も判断基準もバラバラになって変数が増えるからです。

体調・健康(17件)——「大量行動をしたときには体が持たなかった」「最高売上は上げられましたが心身つらかったです」。売上と健康を交換するやり方は続かないし、結局は遠回りになります。

クライアント対応(17件)——「修正指示を見るたびに頭を抱えて発狂しそうになる」「提案や単価交渉をしても話を聞いてもらえず、対等な関係を築けている実感はありませんでした」。修正を失敗の指摘と受け取ると心が削れますが、修正指示は相手の判断基準が言語化された情報です。昔、指示書がまったく読めない編集者に出くわして「はぁ?」と腹が立ったことがあります。でも指示書のどこが悪いのかを考えて書き直したら、修正はほぼ無くなりました。結局、僕が悪かったんです。記録して反映すれば、修正は減っていきます。

年齢(7件)——「60代で無謀かと思いましたが」「50歳で高齢だと思いますが」。報告者は40代以上が252名と半数近くを占めます。ただし操作速度や新しいツールへの慣れに時間がかかるのは実際に出ている声なので、手順書化とペース配分で埋める必要があります。

稼げない状態から抜け出せない人の共通点

  1. 単純作業にとどまっている。カット・文字起こし・テロップだけでは、AIと10万人のライバルと価格勝負になります。
  2. 安易な横滑りで逃げる。伸び悩んで「ショート特化」「AI特化」へ座席だけ変えても、単純作業のまま場所が変わるだけです。
  3. 営業をしない。応募だけで取れる案件は、多重下請けの末端で単価が削られた案件が中心です。実データでも企業へのメール営業はわずか12件でした。
  4. 商流の下流で戦い続ける。各層でマージンが引かれ、3万円の案件が5,000円で届く構造です。
  5. 他人の目標を借りている。流行を追う限り、次の流行が来るたびに振り出しに戻ります。
  6. 成果までの期間を短く見積もっている。3ヶ月で判断する設計だと、最も人数が多い層に届く前に辞めることになります。

それでも単価を上げていく人がやっていること

3〜5万円以上を報告した受講生に共通していた行動です。実行すれば単価が上がると保証するものではなく、報告データと現場から見えた傾向として読んでください。

  • 編集以外の力を足す。画面デザイン力・クライアント対応力・提案力。指示書どおりに作る人ではなく、指示書を作れる側に回る。
  • 商流の上流に営業する。制作会社や代理店に「制作の一部をお任せください」と提案する。制作会社1社は複数の広告主の案件が集まるハブなので、事業会社3社に営業するより、その3社が発注している制作会社1社と組むほうが早い、という考え方です。
  • 売り場を変える。クラウドソーシングやSNSの募集欄は、客は多いが値段は上がりにくい。どこに商品を並べるかは、技術と同じくらい単価を左右します。
  • YouTube編集だけで止まらない。不動産のルームツアーや店舗PRなど、YouTube編集の技術で作れるのに単価帯が異なる中間ゾーンがあります。
  • 期間を正しく見積もる。停滞期を織り込んで続ける。
  • フィードバックを受ける環境を持つ。現場では誰も「なぜそうするのか」までは教えてくれません。思考は自分で貯めるか、教わるかです。

もう一つ付け加えると、今は「職人になる努力の期間」が他職種に比べて短い時代でもあります。一般の職人が数年かける修業に対して、動画編集は集中すれば数ヶ月で実務レベルに到達し得る。参入が簡単だから競争は激しい、でも技術を磨く期間も短くて済む。この両面をわかっている人が、二極化の上側に回っています。

AIで動画編集の仕事はなくなるのか

悩みでは10件と少数でしたが、検索でこの記事にたどり着く方が最も気にする論点なので、見解を書きます。まず認めるべき事実として、単純な文字起こしや無音カットはAIに置き換わり、低単価案件は今後さらに減ります。ここを「大丈夫です」と言うつもりはありません。

そのうえで、当社は動画編集を「自動販売機型」ではなく「ドライバー必要型」の仕事だと捉えています。自動販売機は販売まで自動化されて店員が不要になりましたが、自動車は自動化が進んでも運転手がいて、渋滞の判断や道の選択は人がやります。動画編集で価値が残るのは、素材のどこを使うか、どの構成にするかという判断の部分です。あとAIをきっかけに発信を始めた人が「今度はお金をかけて作りたい」と考えたとき、依頼先は編集者になります。

結論は、「AIで動画編集が消える」ではなく「AIで二極化の断層がさらに深くなる」。単純作業側にいるほどリスクは大きく、判断や提案の側に立てるほど小さくなります。

始める前に確認しておきたいこと

  • 半年〜1年かけられるか(成果報告の53%は半年より後)
  • 週にどれだけ時間を確保できるか。設計を先にしないと止まります
  • 最初の単価が1〜3万円台であることを受け入れられるか
  • 営業や提案に、いつか踏み出す意思があるか
  • 詰まったときに聞ける相手がいるか

自分の場合はどうか確認したい方には、無料カウンセリングで現状と目標を伺い、必要な期間や学習内容を率直にお伝えしています。向いていないと判断した場合は、その旨も正直に申し上げます。無料カウンセリングの詳細はこちら

まとめ:「稼げない」は市場の半分だけを見た言葉

単価下落・AI・供給過多は事実で、単純作業の領域は今後も厳しくなります。実データでも最初の単価は3万円未満が中心(75%)、成果まで半年〜1年かかる人が過半数。楽な道ではありません。

同時に、稼げないと感じている人が実際に詰まっている場所は、市場ではなく手前にありました。悩み469件のうち上位3つ——スキル習得・自信・停滞——だけで241件、全体の51%。ここは市場より変えやすい部分です。「やめとけ」かどうかは、この構造を知ったうえで、どちら側を目指す準備があるかで決まります。

よくある質問

Q1. 今から参入するのは遅いですか?

A. 2019年ごろと同じ入り方をするなら遅いです。同じレベル・同じポートフォリオの人が10万人単位でいる場所に、後から並ぶことになるからです。一方で企業PR動画48件、セミナー動画45件など、まだ人が少ない領域は残っています。参入時期ではなく、どの売り場に立つかで決まる、というのが当社の見方です。

Q2. AIで動画編集の仕事はなくなりませんか?

A. 文字起こし・無音カットなど自動化しやすい作業は減っていきます。一方で構成の判断や演出の意図は人が担い続けると見ています。実際、悩み469件のうちAI・将来への不安は10件(2%)で、現場の優先課題としては下位でした。

Q3. 副業でどのくらいの単価から始まりますか?

A. 単価報告263件では1万円未満が39%、1〜3万円が37%で、合計75%が3万円未満でした。最初は1本1万円前後から、というのが実データに近い感覚です。金額の保証はできませんし、ここを飛ばす方法もデータ上は確認できていません。

Q4. 何ヶ月くらいで最初の案件が取れますか?

A. 期間の回答340件では3ヶ月以内が23%、4〜6ヶ月が24%、7〜12ヶ月29%、1年超24%。最も多いのは7〜12ヶ月です。3ヶ月以内の方もいますが全体の2割程度で、標準ではありません。半年〜1年を想定して計画を立てるほうが、途中で折れにくくなります。

Q5. 40代・50代からでも大丈夫ですか?

A. 成果報告者は30代187名、40代133名、20代101名、50代83名、60代35名で、40代以上が半数近くを占めます。ただし「年齢への不安」7件には、PC操作の速度や新ツールへの追随に時間がかかるという実感も含まれます。年齢が壁というより、学習ペースの設計が要る、という理解が実態に近いです。

Q6. 独学とスクール、どちらがいいですか?

A. 独学で到達している方もいます。当社が難点と見ているのは根性ではなく変数の多さで、情報源が複数あると手順も判断基準もばらつき、「何が正解か分からない」まま時間が溶けます。教材と相談先を1つに絞れる環境を自分で作れるなら、独学も十分な選択肢です。なお当社への不満・要望も30件あり、スクールに入れば自動的に解決するわけではありません。

※本記事のデータは当社受講生の自己申告アンケート(延べ555件・実人数380名、悩みの声469件)に基づく実測値であり、統計的な業界平均ではありません。記載の数値は個人の報告であって、同様の成果を保証するものではなく、収入を約束するものでもありません。動画編集の収入は個人のスキル・稼働時間・取引先・市況によって大きく異なります。

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