「動画編集って、独学でできるの?」
「独学でスキルを学ぶ方法を教えて欲しい!」
「動画編集の学習は、独学とスクールどっちがいいんだろう?」
動画編集をやってみたいけれど、独学に対する不安があることで踏みとどまっていませんか?

動画編集は、学ぶべき内容と方法を押さえてさえいれば、独学でも十分可能です!
しかし、モチベーションが保てなかったり自分で問題解決ができなかったりすると、挫折するかもしれません。
この記事では、動画編集スキルを独学で身につける方法や、独学で学ぶ際の注意点を解説します。さらに、スキルを身に付けて稼ぐための最短ルートも紹介します。
動画編集スキルを独学で身につけて稼ぎたいと考えている方は、必見です。
動画編集を独学で学ぶ3つのメリット

動画編集を独学で学ぶメリットは、次の3点です。
1.自分のペースで学習できる
2.好きな方法で学習できる
3.学習コストを下げられる
この3点は、特に副業で動画編集を始める場合は外せないメリットともいえるでしょう。
1.自分のペースで学習できる
動画編集を独学で学ぶ最大のメリットは、自分のペースで学習できることです。好きな進度で学習できるだけでなく、好きな時間にも学習できます。
動画編集のスクールを受講した場合、講座の時間や課題の提出などで、どうしても時間の制約が出てきてしまいます。しかし独学であれば、平日の昼間は会社勤めであっても、通勤時間や夜の時間を使った学習が可能です。
このように動画編集を独学で学ぶ最大のメリットは、まとまった時間が取れなくても自分のペースで進めやすい点といえます。
2.好きな方法で学習できる
好きな時間だけでなく、好きな方法で学習できることも動画編集を独学で学ぶメリットです。
スクールであれば、教材の指定があります。しかし、独学は自分が好きな教材を選べる点が魅力です。
動画編集の学習方法は、YouTubeやブログだけでなく、本や教材など多岐にわたります。自分が使える時間やコストなどを考慮しつつ、好きな方法を選びましょう。
独学で選べるのは、教材の種類だけではありません。教材として、自分が好きなテイストや考え方の本や動画を自由に選べます。自分が好きな動画を選ぶことで、モチベーションや興味を保ちつつ動画編集を学べるでしょう。

私もYouTubeを運営しています!
3.学習コストを下げられる
動画編集は独学により学習コストを下げられます。
YouTubeのチュートリアル動画やサイトを見る場合、料金はかかりません。必要なのは、インターネットの通信費だけです。

本や教材は、多少の購入費がかかります!
動画編集は、パソコンやソフトをそろえる事前準備にある程度お金が必要です。準備にお金をかけた分、学習にかかるコストを抑えられる点が、独学の魅力です。
動画編集を独学で学ぶ2大デメリット

動画編集を独学で学ぶときは、デメリットも存在します。大きなデメリットは次の2点です。
1.学習に時間がかかる
2.疑問点を質問できない
動画編集を独学で行いたい場合は、メリットとあわせてデメリットも覚えておきましょう。
1.学習に時間がかかる
動画編集を独学で学ぶ1つ目のデメリットは、学習に時間がかかることです。
スクールでは、「ここでこれを学ぶとこうなる」といった、学習の方向性を示したロードマップがあります。しかし、独学ではロードマップがありません。

ロードマップがないと最短最速でスキルを身につけられないため、学習に時間がかかりがちです!
ロードマップがないことで、目的を達成するために学ぶべきことがわからなくなり、結果、非効率な学習方法を取ってしまうケースもあります。
2.疑問ができてもすぐに解決しづらい
疑問ができてもすぐに解決しづらい点も、動画編集を独学で学ぶデメリットです。
スクールで学んでいれば、疑問ができたときはすぐ講師に質問できます。しかし、独学では疑問を聞く相手がいません。

解決するためのリサーチにはそれなりの時間がかかりますし、SNSで疑問を投げかけたとしても、必ず回答がもらえるとは限りません…!
このように、独学では誰かに疑問を聞ける環境がないため、疑問をすぐに解決しづらい点がデメリットです。
疑問を解決できないことでつまずいてしまうと、動画編集に対するモチベーションが保てなくなるかもしれません。
独学で動画編集を学ぶ最大障壁は「自走力」

独学で動画編集を学ぶ場合、仕事にするまでのロードマップや学習に対する疑問など、あらゆることをすべて自分で調べなければなりません。
独学の動画編集では、自分で調べる力=自走力が必須です。自走力とは「悩みに対する解決手段を自分で考えて解決していくこと」をいいます。

独学の動画編集では、悩みに対する解決手段を自分で考えて、1人でも主体的にかつ積極的に解決できる「自走力」が大切です!
ただ単にチュートリアル動画を見ているだけでは、わからないことがたくさん出てきて長時間作業が止まってしまうことがあります。動画を見ただけで満足してしまい、結局スキルが身につかずに終わることもよくある話です。
また、独学では講座のように講師に疑問点を聞けません。
そこで、わからないことがあったら自分で調べて実践する、悩みに対する解決手段を自分で考える=自分で走り続けることの繰り返しが必須となります。
動画編集の初心者が学ぶべき7つのスキル

では、動画編集の初心者が学ぶべき7つのスキルを紹介します。
1.トリミング・カット
2.テロップ
3.画像挿入
4.BGM・SE
5.アニメーション・エフェクト
6.音量バランス
7.サムネイル

すべての編集は「視聴者を最優先にする」ことがベースです!
この観点から解説するので、心に留めながら学習を進めてください。
1.トリミング・カット
トリミングとは「動画全体から必要な部分を切り抜くこと」です。素材の動画が20分あったとすると、トリミングで不要な部分を5分削り、15分の動画にします。
カットは、トリミング済みの動画からさらに不要な部分を削ることです。次の要素を削ります。
・不要な間
・「えー」「あー」といった言葉の詰まり
・余計な動き
トリミングとカットは、視聴者が見ていてストレスのないテンポにすることが求められる作業です。まずは「テンポの良いカット」ができるよう学習しましょう。

特に重要なのは「1フレーズ単位でこだわること」!
案件によっては「間」が大事なこともあるので、とにかく実践して、案件ごとに適切なタイミングを身につけてください。
2.テロップ
テロップには、以下の役割があります。
・情報伝達
・強調
・補足説明
・集中力の維持
・動画の質担保
加えて、出演者の言っていることを正確に伝えつつ、なるべく文字数を少なくする工夫が求められます。ビジネス系のチャンネルであれば、1行17文字、最大2行が目安です。

見やすいフォントや色にする「デザイン力」や効果的なタイミングで挿入する工夫も必要です!
あわせて、誤字脱字のない正確性や、出演者が話していることを読みやすく意訳する日本語力も欠かせません。
3.画像挿入

上のように、動画の途中に画像を挿入することで、視聴者への訴求力が強まります。
・動画内容の説明ができる
・注釈をつけられる
・内容の強調ができる

挿入のポイントは「動画を見ている視聴者の感想を想像する」こと!
動画を見たときに視聴者が持つであろう(持って欲しい)感想を考えて、適切なタイミングで画像を挿入しましょう。
4.SE・BGM
SEは「サウンドエフェクト(Sound Effect)」の頭文字で、効果音を指します。映像での状況をよりわかりやすく伝えたり、視聴者の感情をより大きく動かしたりする役割です。
・たき火のパチパチ音
・雨のザーザー音
・驚いたときの効果音
BGMは、シーンの雰囲気を出したり盛り上げたりする役割があります。

自分のセンスを活かすだけでなく、クライアントの意向もくんで選ぶことが大切です!
5.アニメーション・エフェクト
アニメーションとは、動きのない静止画に動きをつけた動画です。一方エフェクトは、動画や音声を加工して効果を付け加えることを指します。

動画と動画の切り替え部分(場面転換)や、音声のエコー処理などで使います!
アニメーションやエフェクトは、画面の動きに大きな変化が出る編集です。適切なタイミングで使うことで視聴者の心が刺激され、動画の離脱を防ぐ効果が生まれます。
6.音量バランス
音量バランスは、特に注意して欲しいポイントです。

本当に重要なので、しっかり読んでください…!
動画を見て離脱する理由のほとんどが「音量バランスが悪いこと」です。
どれだけ有益な動画であっても、音量バランスが悪いだけで視聴者は見る気を失ってしまいます。
・BGMが大きすぎて何を言っているのかわからない
・SEが大きすぎて流れる度に「ビクッ!!」となる
・リップノイズ(唇を開閉したり舌を動かしたりする際に発生する雑音)がうるさい
中には「拷問レベル」ともいえる音量バランスの動画もあります。常に、視聴者がストレスを感じない音量バランスになるよう調整しましょう。
7.サムネイル

動画編集を独学で学ぶ際は、動画の入り口となるサムネイルの作り方もあわせて学んでください。

サムネイルは、動画の内容を伝え、視聴者に興味を持ってもらうきっかけにもなります!
サムネイルが魅力的であれば、多くの視聴者が興味を持ってクリックします。するとYouTubeに「良い動画」と判断され、より多くの方に動画が届く仕組みです。
サムネイルは、動画を見てもらうきっかけとして欠かせません。常にクオリティの高いサムネイルを作れるよう学習を深めましょう。
初心者が動画編集を独学で学ぶために必要なもの

初心者が動画編集を独学で学ぶためには、次の2つ=物と心が必須です。
1.パソコンと編集ソフト
2.マインドセット

物だけあってもダメですし、心だけでも独学の動画編集は進められません
ひとつずつ解説します。
1.パソコンと編集ソフト
動画編集を独学で学ぶ際は、まずパソコンを準備しましょう。Windows、Macどちらでも構いませんが、ノートパソコンがおすすめです。
以下のスペックを備えているパソコンを購入します。
項目 | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5からi7(できれば Core i7)の第8世代以降 AMD Ryzen7 |
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | 256GB以上 |
第8世代のIntel Core i7、Ryzen7ともに、2017年に販売されたCPUです。どちらも編集ソフト「Premiere Pro」の動作に十分な性能を持っているとはいえ、かなり古い製品です。
2025年2月現在、IntelはCorei9が、Ryzenも9が発売されています。「Core i5が最低スペックのCPU」と考え、それ以上のCPUを持つパソコンを用意しましょう。
編集ソフトは、有料から無料まで数多くあります。

動画編集で将来稼ぐことを考えるならば「Adobe Premiere Pro」一択です!
「Adobe Premiere Pro」は契約内容や支払回数により、金額が変わります。
基本契約(月払い) | 月額4,980 円 |
年間契約(月払い) | 月額3,280 円 |
年間契約(一括払い) | 月額2,980円(年額34,680円) |
※いずれも税込価格
長く動画編集をすることを考えるならば、年間契約が断然お得です。
とはいえ、学習を続けられるか心配なときは、基本契約から始めることをおすすめします。月額料金は多少高くなりますが、途中解約の可能性も考慮すると、使いやすさを判断してから年間契約に移行するのが賢い選択でしょう。
2.マインドセット
動画編集を独学で学ぶには「マインドセット」も欠かせません。
稼ぐ=結果を出すには、それ相応の努力が必要です。

「楽して稼ぎたい」「魔法の裏技が欲しい」というマインドでは、残念ながら稼げません…!
ここで、動画編集者として月5万稼ぐために必要なマインドを紹介します。
・行動の基準値を上げる
・自責思考に変える
・結果が出る環境の重要性を知る
動画編集を独学で学ぶには、上のマインドが必須です。詳しくはこちらの動画で解説しているので、マインドを書き換えるためにぜひ活用してください。
動画編集を独学で学ぶ方法4選

ここからは、動画編集を独学で学ぶ方法を4つ紹介します。
1.YouTubeのチュートリアル動画
2.Webサイトやブログ
3.本
4.教材
取り組みやすい順番に紹介するので、好きな方法からチャレンジしてください。
1.YouTubeのチュートリアル動画
動画編集を独学で学ぶにはチュートリアル動画がおすすめです。

チュートリアル動画とは、製品の使い方をわかりやすく解説したコンテンツになります!
以下の順で動画を検索して学習しましょう。
・Adobeの契約
・Premiere Proのダウンロード
・プロジェクトファイル作成
・データ読み込み
・シーケンス作成
・ショートカット設定
・カット
・テロップ
・画像挿入
・アニメーション
・BGM
・SE
・色調補正
・音量調整
チュートリアル動画は、YouTubeにも豊富にアップされています。内容だけでなく、主張やデザインが好きな動画を選ぶことがおすすめです。
2.Webサイトやブログ
Webサイトやブログでも、動画編集を独学で学べます。Premiere Proを使う場合は、公式サイトでも学習可能です。
その他にも、動画編集のやり方を紹介しているサイトや動画編集者のブログを見ることをおすすめします。

当ブログでも動画編集のやり方や始め方を紹介しているので、一度見てください!


3.本
動画編集を独学で学ぶには、本を購入する方法もあります。
本は、欲しい情報だけをピンポイントで入手できる点が最大のメリットです。図書館を活用すれば、コストがほとんどかかりません。

最初に本で総論を体系的に理解してから、YouTubeで各論を実践してみるのも良いでしょう!
ただし、本の情報は古い可能性もあります。巻末に記載された発行年月日を見て、なるべく新しい本を選びましょう。
4.教材
動画編集を独学で学ぶには、オンライン講座や情報商材といった教材もあります。

独学よりも圧倒的にスキルの習得時間が短く済む方法です
スキルを短時間で習得できる反面、お金がかかることがデメリットともいえます。
動画編集を独学で学ぶ際に気をつけたい3つのポイント

動画編集は何となく独学でやっていても、自走力が切れてしまい続かなくなる可能性があります。以下のポイントに気をつけて日々の学習を積み重ねていきましょう。
1.時間がかかることを認識する
2.モチベーションを維持する
3.目標を決めて学習効率を上げる
いずれも、収益を得られるまで学び続けるために、欠かせないポイントです。
1.時間がかかることを認識する
動画編集は、独学では時間がかかることをまず覚えておいてください。
動画編集のスキルを身につけるには、2週間から1か月は必要です。仕事や家事で日常生活に制約がある場合、学習に十分な時間を割けないかもしれません。そうなると、2週間から1か月以上かかる可能性もあります。

動画編集は楽して稼げるわけでもなければ、魔法の裏技もありません…!
稼ぐ=結果を出すには、それ相応の時間が必要です。そこをあらかじめ認識したうえで、学習を進めましょう。
2.モチベーションを維持する
動画編集を独学で学ぶには、自分で問題を調べて解決する「自走力」だけでなく、モチベーションの維持も欠かせません。

モチベーションが保てなくなると、挫折してしまいます…!
「なぜ自分は動画編集を学んでいるのか」
「将来どうなりたいのか」
ここをクリアにし「現在、動画編集を学んでいるのは目的を達成するため」であることを常に心に刻み、モチベーションを保ちましょう。
3.小さな目標を決めて学習効率を上げる
動画編集を独学で学ぶには、小さな目標を決めて学習効率を上げることも必要です。
「いつまでに○万円稼ぐ」といった大きな目標だけでなく、小さな目標を決めて学習しましょう。

ポイントは「具体的で達成できそうな目標にする」ことです!
「いつまでにこのフェーズを終わらせる」
「いつまでに動画1本完成させる」
このように、目標はスモールステップで立てましょう。タスクを細分化することでより目標を達成しやすくなり、学習効率も向上します。
独学に限界を感じたら動画編集スクールの利用がおすすめ

独学での動画編集に限界を感じるときもあるでしょう。そのときは、動画編集スクールの利用がおすすめです。
動画編集スクールなら、自分が目指すレベルやサポート範囲を見てスクールを選べます。

順番にかつ最短距離で動画編集スキルを身につけるよう工夫されているので、タイムロスなくスキルを身につけられますよ!
動画編集スクールでは講師からの指導があるため、自分では気づかなかった弱点にも気がつけます。スキルはもちろん、ポートフォリオの作り方やクライアント対応といった、案件獲得方法についても教えてもらえる点も魅力です。
動画編集スクールでは、スキルを身につけることから稼ぐことまでのロードマップが用意されています。独学で限界を感じた際も、軌道修正しながら動画編集の学習を進められるでしょう。
動画編集は独学でも学べるが最短で稼ぐならスクールを活用しよう

動画編集を独学で学ぶと、自分のペースで、かつ好きな方法で学べることがメリットです。しかし、学習に時間がかかったり疑問をすぐに解決できなかったりするデメリットもあります。
動画編集はYouTubeのチュートリアル動画やWebサイト、ブログなどで学べる分野です。しかし、独学では時間がかかる場合もあり、常に高いモチベーションを維持し続けることが難しいかもしれません。また、せっかく独学でスキルを身に付けても、案件が取れず稼げないケースもあります。

そこで、動画編集のスキル習得から案件獲得までを網羅しているスクールがおすすめです!
まずは、次のYouTubeを見て、独学で学ぶ方法を知りましょう。
最短でスキルを身につけて稼ぎたい場合は、スクールで学ぶことをおすすめします。
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